研究部門

長野市教育センター教育研究委員会

1 目的

 「しなのきプランⅡ(令和6年度版)」と長野市の教育課題を踏まえ、共通テーマを「非認知能力を育む」とし、【子どもを観る・子どもの声を聴く・子どもと対話する】ことなどを通して、子どもが主体的に学び、他者と協働しながら問題を解決していく力を育む授業を目指し、ICTの活用を図りながら実践的な研究を推進する。
 研究の成果を「教育センター便り」や「長野市の教育」で市立小・中学校に発信したり、研修講座で実践発表したり、授業動画をポータルサイトに掲載したりして自ら学び続ける教職員研修の充実をはかる。
 令和6年度も長野上水内教育会との共同研究を継続し、研究成果を共有するとともに、成果の普及と活用の強化をはかる。


2 研究テーマ

「非認知能力を育む」


3 研究内容

 自ら問いをもち、自ら学び進め、共に育っていくための資質・能力を伸張するために、子どもの状態を把握し、非認知能力を育む観点から、既成概念にとらわれない新たな発想と取組を行っていく。各委員会でテーマを設定し、そのテーマに基づいた研究を各委員が子どもの実態に合わせて行う。
(1)道徳教育研究委員会
 一人一人の子どもが自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、自己の生き方や人間としての生き方について考えを深める授業づくりを進める。
(2)国語科、社会科、算数・数学科、理科、外国語活動・外国語科、体育・保健体育科教育研究委員会
 委員会テーマに基づいた実践的な研究を進めていく中で、非認知能力を育むための授業づくりを進める。

4 委員会の組織及び運営

(1)委員会は、校長の推薦を得て申し込まれた教諭により組織する。(委員の公募)
(2)委員会の構成は、世話係校長、世話係教頭、小学校委員3名、中学校委員3名(うち長野中1名)、上水内小中学校委員1名、担当指導主事1名の計10名を原則とする。また、委員の中から正副委員長を選出する。
(3)委員は、共通テーマ、委員会テーマを受け、委員会で指導・助言を受けながら年間を通して研究を深め、その一端を公開したり、成果を「長野市の教育」にまとめ発信したりする。
(4)委員会は9回を原則(内1回は長野中公開)とするが、ビデオ映像を利用したりZoom等を活用したりしながらお互いの研究に対して助言し合い研究を深める。
(5)研究成果を教育センター便りや「長野市の教育」で市立小・中学校に発信し各校の授業改善につなげる。「長野市の教育」は、長野市のポータルサイトに掲載し、随時閲覧できるようにする。また、長野上水内教育会のホームページに研究成果を掲載する。
(6)研究委員の授業や授業動画を教育センターの研修講座で扱ったり、ポータルサイトに掲載したりして市内各学校の教員研修で有効活用できるようにする。
(7)研究委員は、長野上水内教育会の該当教科研究委員を兼ねる。