学校紹介

東条地区は、長野市の最南に位置する松代町の一角にあります。
 旧松代城下町に隣接し、奇妙山や尼巌山、皆神山に囲まれ、西方にいちょうの形に開けています。
 東条は古くから開けた土地で、よい水のわく七つの泉や、加賀井の湯などの自然に恵まれています。
そして、笹塚、王塚をはじめいくつもの古墳、由緒ある池田の宮や古いお寺、清滝城、尼巌城など戦国時代の山城の跡、そのほか、この土地に古くからに伝わる行事や伝説など、古い歴史を伝えるものがたくさんのこっています。

 今の位置に学校ができたのは、明治16年です。東条村から松代町へ、そして長野市立東条小学校へと地域の発展とともに学校の歴史を積み重ねてきました。

校章

東条小学校の校章は、昭和38年制定されました。
 校章の図案は、東条の守り神である玉依比売神社の宝物、児玉石の勾玉を中心にし、それに次々と広がる三つの円を重ねて、太陽が勢いよく昇る東の空(東条の空)をあらわし、色も「明るい学校にふさわしい明るい緑色、夜明けの色」にしてあります。
 このような形と色の中に、夢や希望をどこまでも広げていく学校にしたいという願いがこめられているのです。


校歌

塚原健二郎 作詞  町田 等   作曲

1. 滝の氷も けさとけはじめ
  風ははこぶよ
  木々の命を 春の香を
  小鳥が窓辺に くるように
  集う われらの 希望はひとつ
  こころ すなおに たゆまずに
  明るい学校よ
  わが東条

2. 蚕飼いする家 麦刈る田圃
  帯霧はよぶ
  夏のあらしを 雨雲を
  大木が枝をはるように
  育つ われらの力はひとつ
  つよく ただしく すくすくと
  明るい学校よ
  わが東条

3. みのりの里に 柿の実のどか
  泉はかたる
  遠い歴史を 山河を
  光が空から くるように
  学ぶ われらの 誇りはひとつ
  明日 めざして まっすぐに
  明るい学校よ
  わが東条