長野県長野市若穂川田２０２０
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　若穂川田地区は千曲川・犀川の合流地に位置し、地区内を保科川・赤野田川が流れ、地味肥沃にして、古来から稲作・果樹栽培などの盛んなところである。当地区の人々の気風は、温和にして質実剛健、また、学校教育への期待に即応しての協力的姿勢は、学校壮健以来今日まで変わることなく引き継がれている。

　本校に学ぶ児童も地域の気風と異なるものではない穏健・明朗・素朴・素直等の特質を持ち、働くことに喜びを持ち、譲り合いの心に富み、小さい子の面倒見がいいなどのよさをみることができる。 本校の教育は、こうした地域や児童のよき気風を継承しつつ、時代や地域の人々の要請にも呼応し、また21世紀に育つ人間としての資質を創造し、計画的・実践的な営みを行おうとするものである。さらにまた「ふるさとにひたむきに生きる子」を願い、自然や人との出会いの中で、自然や人に学び、ふれあいを深めて誠実に生きる子を育もうとするものである。

【校章の制定、昭和29年】本校は、千曲川・犀川の合流地点に位置します。左右各々三筋の線は、それらの河川をあらわし、交わせて川田を形象しています。二つの川は、えんえんと流れて大洋に通じることにより真理を永遠に求め続けることを意味し、全体として雄飛しようとする姿を象徴しています。

作詞：斉藤　史　　作曲：清水　彌平

1.水清らかに 湧くところわれらは　育つ　若い樹だ心豊かに
　枝のべてあしたの風を　待つものに明るい光が　ふりそそぐ

2.五つの嶺の　藍のいろわれらは　育つ　若い樹だ知識もとめて
　根をふかくあしたのために　学ぶもの遠いかなたに　目をあげて

3.土かぐわしい　ふるさとの川田に　育つ　若い樹だ丈夫なからだ
　はつらつとあしたの役に　たつものに希望の歌が　わきあがる