校長室から

長野市立三輪小学校長

三ツ木 辰巳
  学校長挨拶

 
〜本校の歴史に教育の担う役目を見つめて〜

 こんにちは。三輪小学校校長として3年目を迎えました。教育のあり方を求める実験学校として歩んだ長い歴史を改めて振り返り、地域の皆さまに信頼される学校経営に取り組んでいきたいと考えております。

 本校では、写真(下)の学校教育目標「からだを動かし、あたまを働かせ、心に感ずる」が昭和42年に設定されました。
 最初の“からだを動かし”は、体力や健康といった身体的発達を目指すことはもちろんですが、自らの生活経験の土台の上に教育が築き上げられることを考えると、具体的な体験を重ねる中で生まれてくる思いを育むことも大切であると考え、様々なことに体ごとぶつかり、心身ともに豊かでたくましく鍛える精神を育てたいものです。

 また、“あたまを働かせ”は、現行学習指導要領で「習得・活用・探究」という学習活動の関連を大切にしていることに直結すると思いますが、児童が目の前のことを自分の問題として進んで学ぼうとする姿、単に答を求めるだけでなく納得を求めて奥深いところまで求める姿を育むことととらえたいです。    

  そして、最後の“心に感ずる”は、「もの・ひと・こと」 とのかかわりの中
で、生きている生活そのものを足場として、ひびき合いの大切さ、生かされている自分に気づかせたいと思います。 そして、自分の成長や、取り組むことの意味・価値に気づき、やらされて乗り越えるのではなく、自分事として真剣に取り組む姿を育てたいものです。

 以上のような取り組みの中で、自分の育ちを振り返り、それらが自分の日常生活や将来に生きて働く大切なものであることに気づき、さらに強く求め続ける、豊かで確かな心を育む姿を育てることが、教育に与えられた大事な使命であると考えます。
 その「体」「知」「徳」三つのバランスのとれた育成を目指すことは、ものごとを一面から見るだけでなく様々な側面や背景をも見つめ、長い視点で教育の担う役目から考えるなど、広く深くとらえて、確かな足場に立った歩みを進める三輪の精神につながるものであろう。そしてそれは、「深く豊かな人間性〔敬愛の心〕の実現」を求める長野市の教育大綱につながるものと考えます。

学校目標の石碑
         昭和43年卒業生より贈呈