開設4年目の学級の様子を紹介します。七二会ならではの野山を探検したりつる細工をして販売したりなどの生活単元学習もおこなっています。

ベランダのコンクリートポットに、近くのホームセンターから買ってきた草花がいろいろな色の花をつけだしました。まず、水くれから一日の生活がスタートします。自分で選んできた花ですから、水くれにも熱が入ります。

今日の日にちのカードを黒板に張ります。何のカードかどんな意味があるのかわからずにしていたことが、最近では手ぎわよく張れてすらすらと読めるようになれました。最近では教室の中のいろいろな展示物が読めるようになってきて、「まだ張ってあるよ!」「もう変えようよ!」などの言葉がでるようになりました。文字が使えるようになってきたんだなあと成長の跡を認めます。

「とべないほたる」を二人で読んでいます。じゃんけんをして勝った人から先に読みます。今までいろいろな場面でじゃんけんをしてきましたが、勝った、負けたという反応を身体でしてしまっていたなあと、この時反省させられたことです。私の様子を見て彼女は勝ち負けを判断していて、じゃんけんの結果から分かっていたんではないということを発見しました。当然分かっていると思って通り過ぎていたところで,確認する必要をこの時再認識しました。
「とべないほたる」は今.10冊まで進みました。最近では1ページずつ交代で読んだりしています。自分で読みながらお話が分かって読んでいるな、と思われる場面が時々見受けられてうれしいです。

1〜10までの数は得意ですが,10〜19までは苦手です。彼女がいやがっているのを見て、10を「一じゅう」、11を「一じゅう一」と読むならばもう少し苦労しないで数を覚えられるかもしれないな、と思ったりしています。これだって間違いではありませんから。
もうすこしたって、なつかしく思い出される場面かな、と思っています.

そらまめの皮をむいた時、ちょっと教えたらすぐに覚えてしまいました。「すごいね!」とほめたら、一房むくごとに「上手だね、どうしてこんなに上手なんだろう」といいながらむきました。だれでもそうですがほめてもらうことが大好きで、ほめてもらうと、ますますやる気がでます。

いちい学級