平成16年度
長野市立七二会小学校
学 校 要 覧
かしこく
やさしく
たくましく
長野市立七二会小学校
北緯 36°37′30″
東経 138°04′52″
標高 606m
所在地 〒381-3161 長野市七二会丁220
TEL 026-229-2126 FAX 02-229-1052
E-mail add. naniaijs@es.nagano-ngn.ed.jp
笹平分校
北緯 36°36′29″
東経 138°05′12″
標高 398.5m
所在地 〒 381-3163 長野市七二会己14−4
TEL 026-229-2052 FAX
026-229-1030
E-mail add. naniaibun@es.nagano-ngn.ed.jp
学校長 宮崎 亮一
◇七二会地区と学校の概要◇
七二会地区は長野市の西部、市街地からおよそ15kmの国道19号線、犀川沿線から北西の斜面にあり、標高
400mから900m、約900の民家の散在する農山村地域である。
かっては養蚕を中心に酪農・雑穀作りが盛んであったが、都市化・工業化の進展する中で、兼業化や過疎化が進んだ。人口の減少に伴い、児童数が激減し、昭和39年に岩草分校、45年には五十平分校の廃校のやむなきに至った。
現在は、道路網の整備・住宅団地の造成・農業集落排水路事業の推進(地滑り防止対策)・文化活動の振興等、生活環境の整備を進め、地域の活力向上を目指している。
地域の学校に寄せる期待は熱く、教育への関心も高い。子どもたちは恵まれた自然・豊かな風土の中で素朴に明るく育ち、日々の活動に励んでいる。
教育基本構想
1.学校教育目標
教育基本法の精神に則り、豊かな自然の恩恵と歴史的伝統の上に息づく郷土というかけがえのない環境を背景にして、豊かな人間関係に支えられた温かな人間性をもち、たくましくかつ忍耐強く、主体性をもって物事に取り組むことのできる子どもの育成を願い、次の目標を設定する。
「心豊かに、よく学び、やりぬく子ども」
《かしこく やさしく たくましく》
2.具体目標
(1)郷土(七二会)の良さを感じ、守り育てて行くことのできる子ども
(2)自ら進んで学び、最後までやりぬく子ども
(3)命を大切にしながら、健康と安全を考え、生活できる子ども
3.学校経営の方針
(1)少人数学級の特性を生かす教育活動
(2)人や里から学ぶ体験学習(農園・水田の経営、周辺の自然観察など。開かれた学校の実現)
(3)基礎基本の定着を図るための授業改善(国語、算数の指導の研究を通して実践力を高める)
(4)人権感覚を磨き合い、自他を尊重する学校生活の充実(楽しい学校に)
(5)豊かな自己表現ができる学習活動の充実(地域・家庭との協力の推進)
4.学校経営の重点
(1)目標や活動を明確にした学級経営の遂行
@子どものひとりひとりが生き、思いやりのある学級集団づくり
Aひとりひとりの子どもに達成感や充実感のもてる中核活動の推進
B基本的生活習慣の徹底(教えるべきは教え、考えさせるべきは考えさせる:発達段階に応じて)
(2)学習指導充実のために − 分かる授業・基礎基本の定着
@基礎的・基本的な学力の定着を図る学習指導
A自ら課題をもって意欲的に学ぶ学習指導
B支え合い、共に歩む子どもの育成
Cその子らしさを受け止め、特性に応じた支援
D指導と評価の一体化
(3)子どもの心に寄り添う生徒指導
@「居場所」「生きがい」「存在感」のある学級作り
Aどんなことでも語ることができ、聞きあうことのできる開かれた学級作り
(4)生き生きと学ぶ教育環境の整備
@子どもの学びの姿が見える環境作り
A安心して伸び伸び学べる環境作り
(5)機能性の高い職員組織に
@教育者としての研鑽を積みながら、切磋琢磨し会える職員組織の形成 − 計画立案・実践
A本校・分校の緊密な連携と協力
B全職員がすべての子供に目を向け援助できる学校体制の維持
(6)地域に向かって開かれた学校実現に向けて
@地域・保護者の願いを受け止め、願いを生かした教育計画の実現
A地域の豊かな自然や人材を積極的に活用した授業などの実現
重点研究の推進
1.研究テーマ
自己の学びを見つめ直しながら、自己実現に向けて追求していく子どもの育成
2.重点教科
国語 全校研究 授業日 12月17日 指導者 熊谷芳巳教育支援主事
算数 全校研究 授業日 11月30日 指導者 伊藤 文教育支援主事
人権同和教育 長野市指定校研究 11月22日 指導者 浅地廣久指導主事
学校組織 児 童 数
本 校 | 分 校 | 全 体 | |||||||
男 子 | 女 子 | 合 計 | 男 子 | 女 子 | 合 計 | 男子 | 女子 | 合 計 | |
1 年 | 2 | 8 | 10 | 1 | 2 | 3 | 3 | 10 | 13 |
2 年 | 3 | 7 | 10 | 2 | 2 | 4 | 5 | 9 | 14 |
3 年 | 1 | 3 | 4 | 3 | 5 | 8 | 4 | 8 | 12 |
4 年 | 8(1) | 3 | 11 | 8(1) | 3 | 11(1) | |||
5 年 | 5 | 6 | 11 | 5 | 6 | 11 | |||
6 年 | 6 | 9 | 15 | 6 | 9 | 15 | |||
合 計 | 25(1) | 36 | 61 | 6 | 9 | 15 | 31(1) | 45 | 76 |
組織と日課表
校長 宮崎 亮一 教頭 中島 展明
本 校 | 分 校 | ||
学年学級名 | 担 任 | 学年学級名 | 担 任 |
1年ひのき組 | 村井 久人 | 1年 すぎ組 | 大島 誠 |
2年こぶし組 | 古沢 望 | 2年 とち組 | 小澤 京子 |
3年さくら組 | 齋藤 健美 | 3年 まつ組 | 井川 淳子 |
4年かしわ組 | 黒田 郁子 | ||
5年けやき組 | 小林 正彦 | ||
6年かつら組 | 原山 勝男 | ||
いちい組 | 西澤 和子 | ||
専 科 | 小林 香織(音楽・家庭科) | ||
養 護 | 小伊藤 祐子 | ||
事 務 | 木下 ひろみ | ||
庁 務 | 宮本 育男 | 鈴木 学 | |
図書館事務 | 松林 佳江(中学校と兼務) | ||
産 休 | 木村 あき子 | ||
育児休暇 | 関 技望 | 伊藤 理恵子 |
教科等の運営計画
1.教科のねらいと重点
○国語科 「国語を適切に表現し、正確に理解する能力を養い、国語に対する関心を深め、国語を尊重する態度を育てる」
研究テーマ「自分の思いや考えをはっきり伝える力、聞き合う力を育てる指導のあり方」
○社会科 「社会科の学習を通して社会生活の基礎的な理解を図り、郷土・日本・世界の地理と歴史を学び、環境や国際交
流に対する関心を高める」
「社会の形成者としての自覚を芽生えさせ、平和な社会を築こうとする人間的資質の基礎を養う」
「身近な郷土の教材を自分の手で調べ、研究する態度を育てる」
○算数 「基礎学力を充実するための教材教具の開発」
研究テーマ「ひとり一人が『わかった』『できた』という喜びをもてる算数学習の指導のあり方はどうあったらよいか
○理科 「理科的環境を整備・充実し児童が進んで事象に働きかけ、観察したり考えたりする素地の育成に努めるとともに、
自然を愛する豊かな心情を培う」
○音楽科 「楽曲の持つ美しさや楽しさを感じ取らせ、生き生きとした表現を高めるとともに、発表及び鑑賞の場を通して、音楽 を愛好する心情を育てる」
○生活科 「具体的に活動・体験することで、自分の身近な社会・自然との関わりに関心を持ち、自分や自分の生活について 考えることを通して、生活上必要な習慣や技能を身につける」
○図工科 「表現及び鑑賞の活動を通して、豊かな情操を養う」
○家庭科 「日常生活に必要な衣食住などに関する実践的な活動を通して、基礎的な知識を習得させるとともに、家庭生活 についての理解を深め、家庭の一員としての生活をよりよくしようとする実践的な態度を育てる」
○体育科 「子どもたちが力を合わせて、思い切り運動したり、動きを工夫したり、技能を高めたりすることによって楽しく運 動できるようにする」
「健康の増進及び体力の向上を図り、楽しく明るい学校生活を営むことができるようにする」
○道徳 「学校の教育活動全般を通じて、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を培う」
○総合的な学習
「子どもたちが引きつけられる活動を通し、七二会の自然、社会、文化などに触れながら自ら課題を見つけ、見通し をもって課題に取り組む姿勢を育てる」
・全体の活動 ・学級の活動 ・生活科との関連づけ
○人権同和教育
研究テーマ『ひとり一人の個性(その子らしさ)を認め合いながら、ともにより良く生きようとする子どもを育てる指 導はどうあったらよいか」
平成16年度 PTA役員
会長 風間 直幸 副会長 八代 健一、酒井 美知子、松本 善富
部会長 小学校 松本 善富 中学校 小坂 育男