6月25日(水)

目線を野菜から子どもに移してみます。

放課後の子どもたち。
子どもたちは、農作業だけでなく、実に様々な行動をしている。

この写真は、キュウリと「背比べ」をしているところ。
農園のすぐそばに「桑の木」がある。

今、桑の実が赤紫色に実り、子どもたちの格好のおやつとなっている。
口の中を紫色にして頬張る子どもたち。
以前、アブラムシ退治に奮闘した子どもたちは、アブラムシを食べてくれる「ナナホシテントウ」に大変な興味を持っている。
ナスの葉っぱに付いていたナナホシテントウ。
子どもたちにとってテントウ虫は、大切な野菜をアブラムシから守ってくれる正義の味方なのかも知れない。
サトイモの葉っぱについていた水滴をころころ転がして遊ぶこども。
葦の葉っぱも子どもたちのおもちゃとなる。
葉っぱを縦に3つにさいて、ロケットのように飛ばす。
農園の土手も子どもたちの遊び場となる。

たくさん遊ぶので、土がむき出しになってきた。


野菜作りを通して、「野菜の生命力を感じさせたい」「地域の人々と交流をしてコミュニケーション能力を育てたい」などと考えていた。
しかし、子どもたちの意識は、担任の思惑から離れて、ひのき組農園のすべてが子どもたちの生活の一部となってきた。

「ひのき組農園」は、実に様々な活動を子どもたちに保証してくれている。