校歌

(林 柳波 作詞 井上 武士 作曲)

写真
一、
千曲は緩く 犀荒く 山脈はるかに 白雲ゆき交い
気は澄みわたる われらが故郷 平和に輝く 大地を見よや

二、
朝日に映ゆる 飯綱を 日毎に仰いで 集うはこの庭
伝統古く 文化は新たに 誇りに充ちたり われらが氷鉋

三、
心は清き 峯の雪 希望はやがてぞ 国負うわれらと
智をねり 体をきたえてみがけば ゆくてはくまなく 蒼空高し

ああ 共にゆかん 肩組み交して 学びの道を
ゆけ、ゆけ、ゆけ、只一すじに

校歌(MP3)

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校歌の意味

昭和28年学校創立80周年の記念として校歌が作られました。
校歌をつくるに当たっては、当時日本の音楽界で有名な人ということで作曲を井上武士(いのうえたけし)先生にお願いしたところ作詞は、林柳波先生をすいせんしていただいたそうです。
校歌を作るため二人の先生に、実際に学校や周りの地域を見てもらいました。

秋が深まってゆくとてもいい季節だったそうです。
お二人は、学校を中心に稲里村小島田村、八幡原、松代城まで足をのばして周りのけしきを
ごらんになったそうです。
そして、松代城のいしがきの上に立ってまわりをながめると、遠く雪げしきのアルプスが見え、
近くには飯縄山がみえ、目の前には、千曲川とさいがわにはさまれた川中島平が広がり、
とてもすばらしいけしきで、これをもとに詩を書かれたそうです。

この校歌の意味について詩を作った林先生は次のように書いています。
(わかりやすく直させていただきました)

一番
千曲川は母のようにやさしくゆるく、さい川は父のように強くきびしい
この二つの川に囲まれて、両方から多くの恵みを受けている。
私たちのふるさと氷飽は、空気はすみわたり、まわりの山々や遠くのアルプス
美しい自然に包まれた、平和に満ちた氷飽である。
二番
朝日がのぼると飯縄山が明るくなる。その光をあおぎながら私たちは学校に集まって勉強する。
古くからの歴史のある学校だが、一生懸命学ぼうという伝統は今も続いている。
しかも、新しい文化も積極的に学んでいます。
古い伝統の上に立って、新しい文化を学ぶ、これこそが下氷鉋小学校の特色である。
三番
先生からの教えと、自らの勉強によって私たちの心はとても清らかです。
私たちが今勉強しているのは、これから、この国をみんなで背負っていく、支えていくためです。
このような気持ちを持って、たくさん学んで知識を広め、たくさん運動して体をきたえて行く
私たちの未来は、すみずみまで晴れわたっています。
さあ、みんなで力を合わせてなかよく目的に向かってやっていきましょう。