平成10年のできごと

第33回銀河祭「A piece of peace

 今回の銀河祭では、図書館のベランダから中庭に向かって日頃から抱いている思いや意見を大声で叫ぶ「未成年の主張」が、初めて行われ、その後数年間、人気の催しとなった。

銀河祭が終わり、私の心の中は、っぽです・・・。「ほっ。」としているのか?寂しいのか?どちらとも言えません。だけど、目を閉じれば、友達と協力した作品、クラスみんな団結して準備した学級展示が目の前に広がります。そして何よりも、みんな「この銀河祭を大成功におさめたい!」という気持ちが一つになって銀河祭が大成功・・いた大大大成功に終わったのでしょう。          (三年 女子)

陸上部の2選手が北信越大会出場

 本年度、陸上部から男子200m(優勝)、男子800m、女子3000m(準優勝)、男子走幅跳び、女子三種競技Bがそろって県大会に出場した。また、男子200m、女子3000mの2選手は北信越大会へと駒を進めた。また、水泳部、柔道部、剣道部も県大会への出場を果たした。

また、合唱部はNHK合唱コンクール県大会に、吹奏楽部は吹奏楽コンクール県大会にそれぞれ出場を果たし、そろって銀賞を受賞する活躍を見せた。また、コンピュータ部も、NTT杯ホームページコンテストにおいて、最優秀賞を受けるなど、文化系の部活動の活躍も光った年であった。

「宇宙から見た地球」     生徒会長  

 今年、私たちはとても貴重な体験をした。なぜなら、世界中の人々の心に最も大きな一ページを刻み込んだ世紀の祭典、「冬季オリンピック」が長野で開催されたのだから。

 私たちは一校一国運動を通して、アメリカ、オーストラリアの選手の方々と交流することができた。外国の方とはじめて身近に接する私は不安もあった。しかし、身振り手振りで話してみて、意外にも気持ちは通じ合うものだと分かった。

 ところで今、ヨーロッパでは壮大な実験が行われようとしている。十五カ国もの国が1つにまとまり、EU(ヨーロッパ連合)を結成、まず通貨を統一し、やがては1つの政府が生まれるはずである。

 このように、仮に、アジア連合、北アメリカ連合、アフリカ連合など、地上に幾つもの連合体が生まれ、それがやがて地球という一つの国家に統一されていったなら、なんと素晴らしいことであろう。

 夢のような話だが、オリンピック・パラリンピックでの体験w3お通して、決して不可能ではないと思った。

 先日、向井千秋さんは二度目の宇宙に飛び立ちました。そして、宇宙から送られてくる地球の映像をテレビを通して何度も見た。それは青く、とても美しかった。しかし同時に、淡くてはかない存在のようにも思えた。

 最近、「宇宙船地球号」という言葉をよく耳にする。これは、人類、民族、言語、宗教などは違っても、みんな同じ「地球号」の乗組員だということである。

 私は、宇宙から見た地球のイメージを大切に持ち続けていきたい                   (銀河33号より)

 

 














▼平成十年度の主な学校行事と部活動成績▲

四・ 三 入学式(二五三名)

四・十五 中国石家荘市より医学研修生来校(鄭建国さん、劉光さん)

四・一八 三学年奈良・京都修学旅行(〜二十日)

四・三十 人権を考える日

五・十五 鑑賞音楽会(東京佼成ウインドオーケストラ)

六・ 六 三国交流会(中国研修生とクリアーウォーターからの交換教師を交えての集い)

七・十二 陸上部5選手県大会出場

七・十五 一学年妙高笹ヶ峰キャンプ(〜十六日)

       二学年岩菅山登山(〜十六日)

七・一九 水泳部、剣道部、柔道部、県大会出場

七・二五 資源回収

八・    陸上部2選手、北信越大会出場

八・二九 PTA講演会

八・三一 吹奏楽部、吹奏楽コンクール県大会出場・銀賞

九・ 九 AETリード先生紹介式(〜十二・五)

九・二五 第三二回銀河祭「A Piece of Peace」(〜二六日)

十・二三 校内クラスマッチ

十・二五 野球部、北信新人大会優勝

十一・ 七 学社連携人権同和教育研修会

十一・二六 北信地区学校図書館教育研究会

三・ 一 ふれあいコンサート

三・十六 三年生を送る会

三・一八 卒業証書授与式(二九八名)