平成11年度のできごと

第34回銀河祭「Turn Back Time

 いつも、笑い上戸の私は笑ってばかりでした。たくさんの仲間に囲まれ、笑ってばっかりでした。困った時、ハメをはずして怒られた時も必ずその後には誰かのお陰で、笑顔の私がいました。私が銀河祭実行委員長として手にしたものは、責任をとるということの重さ、創り上げた充実感、すごい量の書類()、他にもたくさんあるけど、やっぱり一番大きいもの、重いもの、大切なものは、この銀河祭でより明確に色づいた周りの人とのつながりです。いつかふと振り返ったら、私はきっと思いっきり微笑むでしょう。         (銀河祭実行委員長)



卒業記念品・川村龍洲先生の書が寄贈される

 平成11年度の卒業生一同から、書家・川村龍洲先生の書「琢磨」が寄贈された。今も職員玄関を入って左手の壁面に掛けられているが、そこはちょうど中校舎一階の長い廊下の突き当たりに位置するため、廊下のどこにいても、そのうねるような筆跡がすぐに目に飛び込んでくる。

「岡田川に託す夢」      佐野 昌男 校長先生

(中略)私は中学校時代、五明に住んでおり、岡田川は私の遊び場であり、野外学習の場でした。今ある大番食堂のすぐ東側には、更級家畜保健所があり、そこで飼育していた1t近くもある和牛やホオルスタインの種牛の散歩を岡田川の土手でよくやったものでした。

 当時の岡田川は天井川といって、茶臼山から流れ出す土砂が次第に積もっていき、川底がどんどん高くなって、今の自動車学校の前の瀬原田へ行く岡田川の所はトンネルになっていました。それだけ、土手の部分が山のように高くて、自然が豊かでした。(中略)

 最近の岡田川の現状は、どうなっているのでしょうか。この川は、中尾山温泉の上部辺りに端を発し、途中茶臼山動物公園からの支流を取り込み、本校西側を通り、大当から東篠ノ井へ出て篠ノ井橋の下(ここまで本校の通学区で6km)で千曲川へ落ちるものと、そのまま横田を通り東福寺の中組まで行って千曲川へ落ちるものとがあります。勿論、普通の川のように地表面より低い所を流れるように改修され、川の両側から河面が見えます。

 最近は自然を大切にする気持が高まり、川筋を行ったり来たりしています。サギの仲間のコサギやアオサギ、夜がらすと呼ばれているゴイサギも姿を見せています。

岡田川に寄せる私の期待を述べたいと思います。

一、川全体で、メダカが見られるようにした。

二、地域に働きかけ、川の浄化に努めたい。

三、炭を焼いて、川の浄化をしたい。

四、カモを中心に野鳥の餌付けに取り組みたい。

五、デンジソウが川岸で見れるようにした。

幸い、岡田川は源から千曲川までの距離が短いため、川全体が比較的見やすいです。これから、力を合わせて行動に移しましょう。     

(銀河34号 巻頭言より)

 



















▼平成十一年度の主な学校行事と部活動成績▲

四・ 五 入学式(二二三名)

四・二一 人権を考える日

四・二六 三学年奈良・京都修学旅行(〜二八日)

五・十二 鑑賞音楽会(東京オペラ劇場)

五・二九 写生会

六・十七 中国芸術鑑賞会

七・ 五 中国石家荘市からの研修生紹介式(姚建平さん)

七・ 三 長野市部落解放市民集会で,演劇部が「渋染一揆」を演じ,差別解消を訴える

七・ 六 航空写真撮影

七・十一 陸上部2選手,県大会出場

七・十四 一学年妙高笹ヶ峰キャンプ(〜十五日)

       二学年岩菅山登山(〜十五日)

七・十八 柔道部,剣道部,水泳部,県大会出場
八・    陸上部1選手、北信越大会出場

八・二一 NHK合唱コンクール県大会金賞
九・ 四 PTA講演会「豊かな感性と生き生きとした子どもを創り育てる農・食と自然を見つめて」
十・ 一 第三四回銀河祭「TURN   BACK   TIME」(〜二日)
十・二三 野球部、柔道部団体、北信新人大会優勝
三・ 六 ボランティア講演会
三・一六 三年生を送る会
三・一八 卒業証書授与式(二四三名)

 佐野昌男校長先生退任式