本校の沿革   |トップページ| 

開校のころ

41日新学制の実施より一年おくれ、吉田小学校に併設し開校。初代校長は金井三郎先生、生徒数は461人、通学区は吉田、返目、上下宇木。

【昭和23年度】

中学校競技大会で野球優勝

【昭和24年度】

第一期校舎建設のころ

323日校舎及び校庭の工事に着手、校舎が狭かったので12年生は4月から7月まで2部授業をした。821日本館と第12校舎ができた。1010日開校。通学区域は三輪相ノ木東、古牧の東西和田、若宮、西尾張部を合併。

【昭和25年度】

1217日体育館、音楽室ができ、第一期工事完了につき落成式を行う。

【昭和26年度】

昭和29年 空撮

旧長野市周辺10ヶ村が合併され、生徒数が倍になり第三校舎が竣工。通学区域は古里、柳原全部と朝陽の南堀、北掘、石渡が加えられた。毎日新聞社主催の音楽コンクール長野大会に優勝し、東日本大会に第3位となる。

写真はこの年のもの。

【昭和29年度】

2代校 長帯刀周一先生が就任、12月体育館拡張工事の竣工式。体育館竣工記念に東部中学校歌を披露。三陽中学が開校され東和田、西和田、若宮、西尾張部は三陽中学区域に変更。

【昭和30年度】

毎日音楽コンクール長野県大会に優勝し、東日本大会で第3位となる。

【昭和31年度】

昭和32年 空撮

開校10周年を迎えて

81日プール開きを行う。1016日、開校10周年記念祝典が行われた。

写真はこの年のもの

【昭和32年度】

文部省の産業教育の研究指定校に指定される。運動競技などにすばらしい成績をおさめ、特に篭球(男)排球(男)が県大会で優勝した。古里、柳原が東北中学区へ。

【昭和33年度】

文部省の中学校音楽実験校の指定を受け、主として器楽の合奏の計画がなされた。PTAの協力で楽器も充実した。

【昭和34年度】

音楽実験校の中間発表を行う。男子排球部、県大会において準優勝する。

【昭和35年度】

第二音楽室ができ、音楽実験学校の全国発表。女子篭球北信大会に優勝、県大会で準優勝する。陸上競技大会に総合優勝。

【昭和36年度】

校地の整備が進んだころ

3代校長 高野禎吉先生が就任。帯刀先生寄贈の庭石を中核に造園作業が進み、校地の風情は一変した。美術や音楽の芸術的感覚が高まり、吹奏楽部は県大会コンクールで優勝、静岡で開かれた東海地区大会に出場。新しい放送機械が入る。

【昭和37年度】

美術科制作の彫塑によって校内美化が一段とすすみ、放送室新設も企画され技術一棟(400番校舎)が建設に着手。生徒会の活動も活発に展開し、文化祭も総合的に行われ、運動クラブの陸上競技、研究クラブの吹奏楽などよい成績をおさめた。

【昭和38年度】

生徒会の活動が、一期制に定められた。結果として、地についた地味な活動が年間にわたって展開され、秋の文化祭、校舎校域の美化などに一段の進展をみた。400番校舎完成、吹奏楽部県大会で優勝。

【昭和39年度】

4代校長 小宮山敏雄先生が就任。校内の整備が進み、池、校舎内のペンキぬりで一新する。文化祭も前夜祭など加わり、活発な生徒会活動が行われた。

【昭和40年度】

校内の整美計画が更に進み、PTAの協力でプール浄化装置が新設される。正門・西門に年中花が咲き乱れ、ひとり一鉢運動が展開される。三岳中学校から、山ツツジが贈られる。松代地震があり、校舎補強。テニスコート新設。制服が作られ給食も始まる。校庭にヒマラヤ杉50本植える。運動部各種大会に好成績をおさめる。

【昭和41年度】

開校20周年のころ

開校20周年を迎え、101日文化祭とあわせて記念式典が行われる。プレハブ4教室新設。環境美化も進み、市から表彰される。部活動盛り上がり、篭球(男)庭球(女)県大会優勝、篭球(女)県大会出場、水泳県大会3位、吹奏楽東海大会出場。

【昭和42年度】

5代校長 藤本三郎先生が就任。プレハブ2教室増築、生徒会の活動も活発に展開し、女子排球県大会で優勝。吹奏楽東海大会出場、合唱県大会第2位、放送陸上では、80mハードルで全国第3位等の好成績をおさめる。

【昭利43年度】

100番校舎の増改築工事に7月着工。3月末10教室と渡廊下完成。残り5教室(美術・被服室を含む)は5月完成。プール腰水槽、洗眼施設新設。玄関前の庭改修。北信陸上男女総合優勝。男子低学年400mリレー県1位、全国7位。水泳男子200m自由型、男子800mリレー県1位(県中学新記録)、男子200m背泳県1位。全日本学生音楽コンクール県優勝、東日本大会出場。SBC子ども音楽コンクールで合唱、吹奏楽共に最優秀。科学クラブ(浅川水質調査)県学生科学賞最優。

【昭和44年度】

718200番校舎落成(普通教室13、美術室、被服室各1)玄関新設、体育館渡り廊下、体育館南側補装、図書館増室、庁務室ボイラー取りかえと湯汲み所増設。新校舎石油ストーブに切りかえる。10組(養護学級)の開設。第六次長野県体育教育研究指定校の指定を受け、88日研究授業を行う。本年度より部活動全員加入。北信陸上競技大会総合優勝、全日本学生音楽コンクール県1位東日本大会に出場。庭球女子県大会出場3位(団体)

【昭和45年度】

プール補修上塗り完成。女子テニスコート完成。300番校舎屋根ふきかえ、プレハブ体育器具室完成。全教室石油ストーブに切かえ完了。第六次長野県体育教育研究指定校本発表を1012日に行い、2年にわたる研究を終了する。北信陸上競技大会男女各優勝、総合(完全)優勝をし、三年連続総合優勝を果した。全日本学生音楽コンクール県1位、東日本大会第3位入賞。県学生科学展に科学部出品、結晶(食塩)研究で県教育委員会賞、つづいて全国学生科学展に出品し、文部大臣賞を受く。

【昭和46年度】

6代校長 北林只人先生就任。教育相談を計画的に実施。北信陸上男女総合優勝(4年連続)、NHK合唱コンクール北信優勝、県吹奏楽コンクール金賞で東海大会に出場、毎日合唱コンクール県1位、東日本2位、TBS全国子ども音楽コンクール合唱東日本優秀賞。名古屋大名誉教授重松先生、東京教育大和田先生をお招きして、総合的な全校研究を深める。日宿直を廃し、無人化実施。科学部(浅川流域における、リンゴの糖度、酸性度の研究)は県教育長賞を得て、全国3位。県算数数学教育研究会、本校で開かれる。第10回文化祭を「東中の歴史の探究と創造」のテーマのもとに行う。高松宮杯英語弁論大会に、石原次郎君出場県1位全国大会出場。新校舎建築のため、ボーリングを校庭で開始。防犯ベル設置。焼却炉の改修工事、体育館の腰板全面ベニア板にて改修。

【昭和47年度】

昭和48年 空撮

新校舎ができる

第二期工事として鉄筋3階建ての新校舎落成(理科教室4、理科準備室・研究室・実験室各1、普通教室)。管理校舎の取り壊しと移転。音楽室西側のプレハブ校舎取り壊し。科学技術庁長官より、創意工夫功労学校として表彰される。吹奏楽北信地区大会・県大会でそれぞれ金賞、SBC子ども音楽コンクール(吹奏楽)北信大会で優秀賞受賞。NHK合唱コンクール優良、SBC子ども音楽コンクール(合唱)北信大会に優秀賞。毎日合唱コンクール東日本大会に第3位となる。実用英語技術検定で優秀団体賞受賞。信毎主催作文コンクール中学生の部で1年生1名が最優秀賞受賞。重松・和田両先生をお招きし「創造性」の全校研究を深める。全職員が個人研究のまとめと発表会を行う。

【昭和48年度】

旧理科室を改装して職員室等を移転41日より使用開始。6月県教育課程改善指定校(全教科・道徳・特活)研究会、10月市中教育課程研究協議会(社会科)が本校で開かれる。滝沢・和田・信川の各先生をお招きし「創造性」第三年次の全校研究を深める。北信陸上6種目に優勝、ジュニア選手権大会で男子低学年400mリレー・男子走高跳ともに県新記録樹立。県大会で女子テニス準優勝・女子バスケット3位女子400mリレー1位となる。吹奏楽コンクール県大会で金賞、SBC音楽コンクーール(吹奏楽)で1位、NHK合唱コンクール北信大会で優秀校、毎日合唱コンクール県大会で3位となる。科学部が「土壌中のPHを高めていくとスターキングデリシャスの糖度は増すだろうか」(浅川水系のリンゴの糖度・酸性度の研究第2報)の研究で、県教育委員会賞および文部大臣賞受賞。

【昭和49年度】

7代校長 松井久吉先生就任。5月・10月県教育課程改善指定校(全教科・道徳・特別活動)第二年次の研究会。11月電気通信大学滝沢先生を招き、「創造性」第四年次の全校研究会(保体を中心に)を行う。北信陸上4種目に優勝、4種目に大会新記録樹立。女子バレーボール県大会で準優勝。男子テニス北信大会で優勝し県大会に出場。北信水泳大会12種目、県大会で2種目入賞。吹奏楽コンクール北信地区大会金賞、県大会銀賞、SBC音楽コンクール(吹奏楽)小諸大会で優秀賞受賞。合唱NHK北信大会最優秀賞、毎日合唱コンクール県大会2位で東日本大会出場、SBC音楽コンクール(合唱)飯山大会で優秀賞受賞。

【昭和50年度】

昭和51年 空撮

6月教育課程改善研究会(全教科・特活)滝沢武久先生来校指導。11月県教委指定教育課程改善第3年次研究発表会(全教科・道徳の公開授業)滝沢武久先生講演参加者251名。10月、第14回東光祭(本年命名)を開催。陸上部、北信陸上17種目入賞、14種目。通信陸上県大会5種目入賞、女子80mハードル1位。県中学ジュニア選手権12種、うち棒高跳びは3m90cmの大会新。SBC音楽コンクール吹奏楽部優良賞及び優秀賞。長野県学生科学賞優良賞ゼニゴケの研究。

【昭和51年度】

開校30周年

8代校長 滝沢宏夫先生就任。創立30周年記念式典を盛大に挙行。第15回東光祭を「歴史の探求と未来の創造」をテーマに開催。「創造性」第6年次全校研究に滝沢武久先生来校指導。陸上競技部:北信陸上、23年男子砲丸投・第1位。23年女子100m 大会新。23年女子200m 大会新。男子バスケット部:東北信中学新人バスケットボール大会優勝。男子テニス部:県中学校総体1位。女子テニス部:団体戦北信大会1位。水泳部:北信地区中学校水泳大会・男子400mメドレーリレー 第1位。男子400m個人メドレー 第1位・県中学校新記録/大会新記録。男子100mバタフライ 第1位。男子200mバタフライ 第1位。第16回長野県中学校水泳競技大会男子400m個人メドレー 第1位・県中学校新記録/大会新記録。吹奏楽部:中日吹奏楽コンクール長野県大会優勝。SBC音楽コンクール飯山大会優秀賞。合唱部:NHKコンクール優秀賞(3年)。SBCコンクール優良賞(12年)。サッカー部誕生。長野県卓球選手権大会優勝。

【昭和52年度】

昭和53年 空撮

校舎増築のころ

7月西校舎増築第一期工事着工。第16回東光祭を、「新たなる一歩、未来への躍動」のテーマのもとに開催。1027日第17回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会長野大会第6分科会を開く〔115日重松鷹泰先生をお招きして「創造性」第7年次の全校研究会(社会科を中心に)行う。1223日西校舎増築第一期工事(東半分)完了。100番校舎と命名。引き続き第二期工事着工。陸上部:北信陸上・男子400m2位大会新、県中総体女子80mハードル1位。(全国大会出場、市中陸上では124の県中タイ記録)男子テニス部:北信大会準優勝、県中総体準優勝、県中新人北信予選優勝。女子バレー部:北信大会準優勝。合唱部:NHK合唱コンクール北信大会優良校、全国合唱コンクール県予選最優良校、東日本大会出場。

【昭和53年度】

校章

9月1OO番校舎(西校舎)昇降口完成。旧木造校舎解体撤去。グランド整地完成。正門が校地の西北部に移り、校地南半分がグランドになる。3月竣工式を挙行。渡辺定雄氏大校章を製作寄贈、体育館南面に取り付け。第17回東光祭を「創造の輪を広げよう」のテーマのもとに開催。「創造性」第8年次全校研究会に重松鷹泰先生来校指導。陸上部:県中総体1位・男子800mリレー、棒高跳。北信陸上1位・男子800mリレー・男子砲丸投げ。県中大会1位・男子800mリレー、棒高跳(県中新記録)。水泳部:県中総体北信1位・女子200m背泳。県中選手権1位・女子2OOm背泳。女子バスケット部:北信中学新人大会3位県大会3位。北信球技2位県大会出場。男子バレーボール部:2年新人戦長水地区ブロック優勝、県大会出場。女子バレーボール部:市中準優勝。剣道部:北信柔剣道大会2位県大会出場。合唱部:SBCコンクール優秀賞。吹奏楽部:SBCコンクール優良賞。中日コンクール優勝。

【昭和54年度】

7月プ-ル竣工。第18回東光祭を「歩み出そう限りない可能性を求めて」のテーマのもとに開催。「創造性」第9年次全校研究会に重松鷹泰先生来校指導。陸上部:県中総体北信1位男子400mリレー(大会新)男子400m(大会新)女子200m・女子砲丸指げ、3年男子100m、男子三種A、女子三種B。:県中総体1位男子800mリレー(北信越大会出場)。:北信陸上1位男子800mリレー(大会新)男子100m。県中大会1位男子800mリレー、男子3100m、男子棒高跳。水泳部:県中総体北信1位女子100m背泳(大会新)2位女子200m背泳(大会新):県中学年別大会1位男子100m自由形、3年(大会新)男子100m平泳ぎ2年(大会新)女子100mバタフライ1年(大会新)女子100m自由形1年、2位女子100m平泳ぎ1年(大会新)男子バスケット部:北信新人大会優勝。女子バレー部:長水新人ブロック優勝。男子テニス部:県北信ブロック優勝。合唱部:SBC子ども音楽コンクール優秀賞。高松宮杯英語弁論大会県代表として全国大会出場。校門北側に卒業記念園が作られる。(ヒイラギ・モクセイ・ドウダンツツジ・サツキ)

校門北側庭園

校門北側庭園2

【昭和55年度】

校門南庭園

9代校長 武居和夫先生就任。指導要領改正による新教育課程実施。「創造性」第10年次全校研究会に重松鷹泰先生来校指導。県学校体育研究会の中学校授業を行う。北信教頭研修会の会場となる。第19回東光祭を「生み出そう、みんなの団結その成果」のテーマのもとに開催する。陸上競技部:(大会新)北信陸上選手権1位、走り幅跳び(大会新)水泳部:県中大会3位女子200m・平泳ぎ(北信越人会出場)、北信学年別水泳大会1位(1年)男子100m平永ぎ・女子l00m背泳ぎ(2年)男子100mバタフライ、2位男子400m自由型(大会新)合唱部:SBC子ども音楽コンクール優秀賞。吹奏楽部:SBC子ども音楽コンクール最優秀賞。長野書道展推選3名、信毎長野市書初め展金賞3名。教育美術展入選15名(内特選2名)学校賞受賞。校門南側に卒業記念園が作られる。(イチイ・ドウダンツツジ・サツキ)

【昭和56年度】

「信義と愛」の額

15日第1体育館竣工。全校研究テーマ「ひとりひとりが生き生きとして粘り強く追求する力を育てるにはどのようにしたらよいか」として教育課程研究校(英語)、全校研究授業(国語)を中心に教育課程の実践的研究を行う。キャンプ登山の目的地を1年戸隠、2年乗鞍岳として実施。第20回記念東光祭を「一致団結未来への躍進」のテーマのもとに開催する。陸上部:県中総体(北信)1位女子1100m、(県大会)1位女子1年100m3位女子400m。県中総体(県人会)1位女子1OOm平泳ぎ、合唱部:SBC子ども音楽コンクール地区大会優秀賞。吹奏楽部:県中吹奏楽(北信)金賞、SBC子ども音楽コンクール優秀賞、県アンサンブルコンテスト金賞。生物部:県科学展人選。卒業記念として第1体育館正面左側に「信義と愛」の額が飾られる。

【昭和57年度】

中庭の黒松

1223日美術家庭科棟竣工、旧美術室・調理室は普通教室に変更完成する。320日プール東側、200番と300番校舎、100番校舎と第2体育館の土止めコンクリートにて完成する。全校研究テーマ「ひとりひとりの生徒が、自らの課題をもち、互いに支え合う中で、意欲的にねばりつよく追究しようとする力をつけるにはどのように指導したらよいか」として保体科・理科の全校研究授業を中心に教育課程の実践的研究を行い、大村はま国語教室の拠点校として第1年次の研究をする。第21回東光祭を「新たな出発、私たちの東光祭」テーマのもとに学級展を加えて開催する。陸上部:県中総体(北信)1位女子走高跳・2年女子100m・女子走幅跳、(県新)・2年女子走幅跳(北信越大会)。吹奏楽部:(北信吹奏楽コンクール)金賞、(SBC子ども音楽コンクール)優良賞、(県アンサンブルコンクール)銀賞、学校団体優秀賞。卒業記念としての中庭の卒業記念樹が作られる(黒松、イチイ、ドゥダン等)。

【昭和58年度】

全国公開の授業をしたころ

10代校長 西澤昭二先生就任。大村はま国語教室の全国公開授業を1年と2年で発表する。第22回東光祭は「豊かな発想確かな努力この地に開く東中文化」のテーマのもとに学級展を中心に充実した文化祭となる。学校徴収金、PTAの協力により11月から口座振替となる。陸上部:県中総体(北信)4種目で1位、400MRは大会新。男子バスケット部:県中総体(市中)、県中総体(北信)共に優勝.県中総体準優勝、北信越大会に出場。合唱部:(SBC子ども音楽コンクール)優秀賞、英語検定成績優秀団体賞、ペン字書道検定成績優秀校賞。教育関係功労者表彰受賞(校医長田歌子氏)、記念図書長田文庫開設(322冊)、卒業記念として100番校舎南側の中庭園が作られる。(イチイ、ユズリハ、ジンチョウゲ、ミズキ等)

【昭和59年度】

学校目標は、「(1)正しく判断し、規律ある行動をする生徒(2)自主・創造の意欲をもち、心をこめて追究する生徒(3)おもいやりの心をもち、ひとと協調する生徒(4)生命を尊び、心身ともに健康な生徒」を設定する。全校研究テーマ「ひとりひとりの生徒が自ら課題を持ち互いに支えあう中で粘り強く追究する指導」として、音楽科・英語科の全校研究授業を中心に実践研究を行ってきた。また、長野県書写書道研究大会の会場校として、研究授業を通して、その成果を発表した。第23回東光祭は「21世紀へのメッセージ」をテーマに、弁論大会ステージ発表、学級展などを中心に充実した文化祭となる。陸上部:県中総体(北信)男子1500m1位。水泳部:県中(北信)100m自由型(女子)1位入賞。バレー部:女子はすべての大会で優勝するという快挙をなしとげる。剣道部:市中剣道大会で男子優勝、県中大会の団体戦でも優勝し、全国中学校体育大会に出場。吹奏楽部:県中吹奏楽コンクール、北信地区予選会で銀賞。合唱部:SBC音楽コンクールで優良賞。その他ペン字検定、学童展(習字)、英語検定等に多大なる成果をあげた。

【昭和60年度】

全校研究テーマ「ひとりひとりの生徒が、自ら課題をもち、互いに支え合う中で、粘り強く追求する指導はどうしたらよいか」を設定し、生徒のとらえの生きる場面設定の工夫とその評価のあり方を追求した。校外的な研究授業としては、長野市教育課程研究協議会での保健分野で実証授業をした。また、昭和61年度長野市研究指定校として、特殊教育で実証授業をした。部活動においては、男女バスケット部:北信大会で優勝し、県大会においても上位に入賞。男女バレーボール部:県中総体、県中総合北信バレーボール大会、新人戦優勝(男子2位)。男子テニス部:県中新人大会(北信地区)優勝。剣道部、陸上競技部、サッカー部、水泳部においても各種の大会に出場し優秀なる成績をあげた、吹奏楽部:県中吹奏楽コンクール北信地区予選会銀賞。合唱部:SBC子ども音楽コンクール北信大会最優秀賞、東日本優秀演奏会(東京)最優秀賞、全国大会4位。美術部も各種の展覧会に入選している。その他ペン字検定、学童展、英語検定等に多大なる成果をあげている。東光祭においては、「想像そして創造自然人そして」をテーマに、宮下富実夫先生の環境音楽を鑑賞した。第2体育館の改装工事、校庭西側の歩道が完成し、ネットの補強工事も行われた。また校庭に災害防止のための貯留池工事が行われる。

【昭和61年度】

正門の立像

創立40周年

学校目標は、(1)正しく判断し、規律ある行動をする生徒.(2)自主、創造の意欲をもち、心をこめて追求する生徒、(3)おもいやりの心をもち、ひとと協調する生徒、(4)生命を尊び、心身ともに健康な生徒、を継続する全校研究テーマも昨年のテーマをひき継ぎ「ひとりひとりの生徒が自ら課題をもち、互いに支えあうなかで.粘り強く追求する指導」として、「技・家」「数学科」「理科」を中核に全校研究を深め、その他に、グループや係内の研究授業を通して、研究テーマを追求した。また、本年度は文部省同和教育指定校の中間発表(基礎講座)として「美術」「学指・学活」の実証授業を通して、その研究の成果を広く問う機会を得た。男子バスケット部:市中大会優勝、北信大会ベスト4。女子バスケット部:市中大会優勝、北信大会3位。バレーボール部:男女ともに市中大会優勝、北信大会で活躍。剣道部:県中総体北信剣道大会優勝(男子)、新人県大会3位(男子)。その他に「中学生平和作文コンテスト」で最優秀賞を受賞。本年度は、東部中学校創立40周年にあたり、「40周年記念事業推進委員会」を設立。記念講演会には、NHK解説委員倉島厚先生をお招きした。記念事業としては、学区内関係各位にご協力を賜わり、多額な資金を寄付ねがい、青年立像(希望の像)のブロンズ像を建立した。

【昭和62年度】

11代校長 武田忠和先生就任。学校目標は前年度の内容を継承し、本年度の重点を、「気働きのある生徒の育成」(1)気付く心を育てる。(2)意欲をもって粘り強く課題を追求する態度を育てる。(3)創造的で柔軟な思考力を育てる。(4)お互いの人格を尊重し合い、思いやりの心で助け合う生活態度を育てる。(5)実践力(行動力)のある生活態度を育てる。と設定する。そして、全校研究テーマを「ひとりひとりの生徒が、自ら課題をもち、互いに支えあう中で粘り強く追究する指導はどうしたらよいか」とし、全校研究・グループ研究等の研究授業を通し、テーマに迫る研究実践に努める。本年度は、文部省同和教育研究指定校発表の2年次に当たり、全教育活動の中で鋭い人権感覚の育成をめざし、「一人一人が差別の問題を自分の課題としてとらえ、粘り強く追究していく指導はどのようにしたらよいか」を、学級指導・数学・保体の実践授業を通し研究した。部活動では、市中大会で、女子バスケットボール・男子バレーボール・女子テニス部・サッカー部が優勝するなど活躍が目立ち、女子バスケットボール部は県大会で3位となる好成績をおさめ、さらに、県新人戦で念願の優勝を果す。

【昭和63年度】

新しい第2体育館完成

4つの学校目標のもとに本年度の重点を、(1)自己教育力の育成 (2)自問清掃の徹底 (3)集会活動の活性化 (4)自浄力のある学級づくり (5)同和教育の充実と設定した。そして、全校研究テーマを、「生徒ひとりが自らの課題を持ち、お互いに支えあう中で粘り強く追究する指導はどうしたらよいか」とし、研究授業を通しテーマに迫る研究実践をした。生徒指導は年4回の研究会を設け、生徒の心に寄り添う指導のあり方を研究し、毎日の指導に役立てた。同和教育については、日常の指導の他に10月から11月にかけて同和教育強調月間を設け、その中で参観日に全校同和教育授業を行い、また、講演会を開いて同和教育の理解と実践化をはかった。また、全校集会はルーム長を中心に推進し、よくその運営に努めた。部活動では、市中、北信、県大会、新人戦等で活躍が目立ったが、特に、女子バスケット部は県大会に優勝、北信越大会で準優勝し、山口県で開かれた全国大会に出場し健闘した。町別懇談会は9地区で開かれ、また地域の行事への参加もみられ、今後地域との連携をはかりながら東部中の教育を進めていくことが期待される。3月、第2体育館落成。(6月着工、2日初め旧2体・技術科棟取り壊し)1階技術科室、剣道・柔道場、2階体育館が完成、東部中の歴史に1ページを加える。

【平成元年度】

学校目標及び重点目標は、昨年度の柱を中心にすえ、創造的に生徒自らがつくり出す、生徒会活動、集会活動の活性化、地域行事に積極的に参加する生徒づくり、日常生活の中で人権感覚を豊かにしていく生徒づくり等々を重点にすすめた。特に吉田びんずる祭への参加は、9クラスと大幅に増え、地域との連携が深まってきている。また、前年度と同じ研究テーマのもとに、「わかる授業」づくりをめざし、全校及びグループ内に於て、全教科の研究授業をはじめ、市指定の性教育の一年次の研究、教科指導に於ける「同和教育の実践研究等を展開した。吹奏楽部:東海大会出場。女子バスケット部:新人戦県大会優勝。男子バスケット部:同準優勝。その他の各部も地区大会はじめ各種入会で活躍。また個人種目では、陸上(走高女、800女)、水泳(平泳女)、体操(男子)で、県大会に於て優勝もしくは上位入賞し、北信越大会へ勝ちすすみ、特に走高跳女子では全回大会へも出場し活躍した。

【平成2年度】

12代校長 宮下倬實先生就任。学校目標、重点目標は前年度を継続させ、さらに学年目標をより具体化させながら、「心をこめて課題を追求する生徒。規律ある行動をする生徒。思いやりをもち、人と協調する生徒。生命を尊び、心身ともに健康な生徒」の育成に全職員心を傾けてきた。全校研究を通して「わかる授業」づくりをめざし、各教科の特性を生かしながら成果もみえてきている。特に、長野市の研究指定校として性教育に力を注ぎ、視聴覚教材を生徒の実態に合わせて独自のものを作成し、感動と科学的な根拠を大切にした実践指導に大きな成果を得た。また差別偏見の解消のための同和教育にも力を人れた。吹奏楽部:2年連続東海大会に出場、金管8重奏は全国大会銀賞。女子バスケット部:北信越大会出場。男子バスケット部:新人戦県大会優勝。男子バレー部:県大会3位。個人種目でも陸上、軟式テニス、水泳等で県・北信越大会へと出場権を得て活躍した。

【平成3年度】

東部中学校の伝統を培ってきた建学の精神である「道をもとめて ひとすじに」を教育目標に揚げ、重点目標から学年に応じた学年目標を据え、個々の生徒に適した指導を大事にし、日々教育実践に心がけてきた。全校研究テーマ「ひとりひとりの生徒が自らの課題を持ち、互いに支え合うなかで粘り強く追究する指導はどのようにしたらよいか」はここ数年継続させているもので、竹内隆夫元高社中学校長先生のご指導で、「わかる授業」づくりに全教科取り組み研究を深めてきた。生徒指導においては、楽しさの溢れる学級づくりを核として自主自立の生活態度を育てる指導を推進し、温かさと明るさと一人ひとりの存在感のもてる学校生活の達成をめざし指導に取り組み大きな成果を得た。また、同和教育・性教育等についてもきめ細かな年間指導のもと、生徒の実態に応じた授業の展開を図った。男子バスケット部:県大会優勝、茅野市で開かれた北信越大会に出場。女子バスケット部:県大会出場。後援会よりチューバを寄贈され、吹奏楽部も県大会で金賞を得た。水泳・陸上等の個人種目でも好成績をあげ北信越大会に出場。

【平成4年度】

学校教育目標 現在のものに

本校建学の精神「道ひとすじに」も全校生徒、職員の胸に深く染みこみ、学校目標として定着をみる。全校研究テーマは「生徒・人ひとりが課題を持ち、粘り強く追究できる授業はどうあったらよいか」を揚げ、副題として~生徒が目を輝かせ追究する工夫ある指導のあり方を求めて~を設け全教科で取り組んだ。生涯学習を志向し、これからの社会を力強く生き抜いていくための基礎学力を培うとともに、自ら考え自ら学ぼうとする態度の育成は急務であり、これからの社会に対応した生徒の育成に力を注いできた。全体講師として竹内隆夫先生にご指導をいただいた。また、教育環境の整備として300番校舎のトイレの全面改修を始め廊下・教室壁の補修・プールの床・壁の塗装・照明器具の増設・窯業室新設・書の掲額等がおこなわれた。女子バスケット部:金沢市で開かれた北信越大会に出場。吹奏楽部:県大会金賞、静岡で開かれた東海大会に出場。個人種目においても水泳で北信越大会出場、陸上クロスカントリーで全国3位といった好成績をおさめた。

【平成5年度】

13代校長 大内哲治先生就任。教育目標「道ひとすじに」を前年から継承し、研究を深めた。本年度は長野市教育大綱研究指定校の指定をうけて、全校研究テーマ「生徒一人ひとりが将来に生きる、生き方、在り方を問い続けられる指導はどうあったらよいか」教科研究テーマ「生徒一人ひとりが、成就感のもてる授業はどうあったらよいか」を掲げ、市教育センター指導主事塚田陪雄先生の指導のもとに、全校あげて研究を行った。11月には、その中間発表として、理科、保健体育の授業、清掃集会を行なった。また、教育課程研究協議会の発表を数学科でおこなった。環境整備にも力を入れ、200番校舎トイレ改修、ベルタイマーの新調、300番校舎内壁の塗りかえ、音楽室床の張替等の整備がおこなわれた。また、柔剣道場に卒業生から「刻苦光明」の額が贈られた。女子バスケット:北信大会優勝、県大会ベスト8。水泳部:県大会男子総合3位、北信越大会で100m平泳ぎ2位。吹奏楽部:県大会金賞、合唱部NHKコンクール北信大会銀賞。広報部:旺文社全国ワープロコンクール努力賞。地味ではあるが、美術部のステージバックは、見た人の心に大きな感動を与え、理科部のEMボカシ研究は、環境問題を考える上で大きな提案であった。県外からの視察も多数あり、参加者の多くは異口同音に、「生徒のあいさつの素晴らしさ、素直さ、校舎内外の美化」を口にし、東部中学校の校風が県外にも評価された一年であった。

【平成6年度】

長野五輪が近づくころ

長野市教育大綱研究指定をうけて2年次にあたり、本発表に向けて全校研究テーマ、教科研究テーマ共に前年のテーマを継承し研究をおこなった。11月に音楽・英語・特活(進路指導)の3授業を公開し、その成果を発表した。また、10月は教育課程研究協議会の授業を特活(学校保健)でおこなった。環境整備の面では、視聴覚機器の充実がはかられ、校内TV放送室のスタジオ、TVカメラ等の機器及び普通教室に受信用のTVが設置された。また、体育館に大型スクリーン、ビデオプロジュクターが設置された。校舎の修理も行われ、300番校舎南側のアルミサッシの入れ替え、第二体育館の照明取り替え、雨もり修理、理科室黒板も新調された。今年度卒業生からは、賜杯陳列棚、展示幕が卒業記念品として贈られた。陸上部:リレーで全国大会出場。水泳部:県大会総合優勝、北信越大会出場。剣道部:県大会3位、北信越大会出場。バスケット部:県大会ベスト8(男女とも)進出。吹奏楽部:東海大会銀賞。他の部も各種大会で活躍したり、地味ながら確実な活動をして足跡を残した。国際交流では、5月に環太平洋教育視察団が来校し、生徒・教職員との交流がおこなわれた。また、長野冬季オリンピック・パラリンピックに向けて、一校一国運動として、本校はアメリカ合衆国及びその信託統治領のプエルトリコとの交流の準備が始まった。

【平成7年度】

花いっぱいの学校へ

花のある環境づくりと挨拶の響き合う学校をめぎして、全職員・生徒一丸となって取り組んできた。特に校庭南側の北長野通りに面した石垣の上を花いっぱいにしたいという願いで、マツバギクの苗を植え続けてきた。全校研究では、テーマを「全教育活動を通して生徒一人ひとりが、将来に生きる生き方、あり方を問い続けられる指導はどうあったらよいか。」と設定し、信州大学教育学部助教授 土井 進 先生を中心講師としてお迎えし、生徒の姿から出発し生徒の姿で語る実践的な研究をめぎし、各教科・道徳で研究を行なってきた。環境整備の面では、昨年度に引き続き、視聴覚機器の充実がはかられ、インターネット工事、コンセント増設工事、会議室の暗幕設置、200番校舎の放送工事等がすすめられた。また、時間によって曲が変わるチャイムと東光祭用展示幕が卒業記念として贈られた。バスケット部:北信越大会出場(男女とも)。水泳部:北信越大会出場。陸上部:幅跳びで全国大会出場。剣道部:個人戦で全国大会出場。男子バレー部:新人戦北信大会優勝。サッカー部:新人戦北信大会優勝。吹奏楽部:東海大会銀賞。美術部はMウェーブにレリーフを制作し、テレビ放映された。他の部も確実な活動をし、その足跡を残した。国際交流も昨年に引き続き、一校一国運動がすすめられた。また、創立50周年記念事業に向けての準備もすすめられ、PTAではバザー・資源回収など行われた。

【平成8年度】

平成9年 空撮

創立50周年と長野五輪

14代校長 戸谷 高先生就任。創立50周年記念式典を盛大に挙行。記念事業としてモニュメント「光の中に 風の中に」「憩いの広場」インターロッキング・記念誌「道ひとすじに」が完成。また記念に人型シュレーダーも設置。憩いの広場には、モニュメントの案内板が同窓会より寄贈。全校研究では、昨年度に引き続き、信州大学教育学部助教授 土井 進 先生を中心講師に実践的な研究が深められた。環境整備では、今年度も視聴覚機器の充実のため、コンピュータの設置、インターホン取り替え工事、200番校舎の時計工事が行なわれた。また卒業生より、第1体育館放送設備一式が寄贈された。部活動では、男子バレー部、全国大会出場。水泳部・剣道部、北信越大会出場。陸上部・男女テニス部、県大会出場。男女バスケ部、北信大会出場。また、新人戦も各部活躍。文化祭でも、各部が活躍した。

特に今年度は、冬季オリンピック・パラリンピックへの交流や協力が盛んに行なわれた。冬季オリンピック・パラリンピックでは、オリンピック聖火リレーの応援、オリンピック・パラリンピックの観戦、プエルトリコやUSA選手団との全校をあげての交流会などを通し、一校一国運動がすすめられ、国際交流も深められた。

【平成9年度】

地域に開かれた学校へ

地域に開かれた学校づくりをめざして、1017日(土)東部中学校として初めての「学校開放」を開催した。事前に生徒たちが生活地区内へ案内を配布したり、地区の各種団体、東部中学校区5小学校の6年生、学内の医院、駅等への案内を配布した。また、ポスターも作成して掲示した。当日は、あいにくの雨であったが、参観者は早朝より来校され、部活動、学級活動、授業参観、全校音楽(合唱)、清掃集会の日程の中で、200名を越える方々に熱心に参観をして頂いた。全校研究では、前年度からの継続テーマ「全教育活動を通して、一人ひとりが、将来に生きる『生き方・在り方』を問い続けられる指導はどうあったらよいか」とし、さらに本年度は、教科・領域を通じて、研究の共通の窓口としての仮説、「自己を見つめる場の設定と活用」を設定し、実証授業を通して研究を深めてきた。男子バスケットボール部:県大会3位、北信越大会出場。男子バレーボール部:2年連続全国大会出場、ベスト16位。剣道部:女子団体が北信越大会準優勝。個人では、陸上部女子個人が、400Mで全国大会・団体に出場。水泳部女子個人がバタフライで国体に出場。剣道部では、県大会女子個人戦で優勝し、全国大会に出場し好成績をおさめた。

【平成10年度】

平成14年度からの新教育課程完全実施に向けて、自ら課題を持ち主体的に学習する生徒の育成を願い、従来行ってきた3年生からの「選択教科」を本年度は2年生でも実施。地域に密着した教材を求めながら、生徒は意欲的に学習に取り組んだ。また.3年生では「自主の時間」と銘打って各学級ごとの中核活動を生徒の主体性を重視しながら実施。ボランティア体験活動や地域の清掃、書き損じはがきや古切手の収集活動など、様々な体験活動を通して、地域の方々から学ぶことの多い充実した時間となった。PTA活動では、北部ブロック母親の会の会場校として、「語り合おう21世紀の子どもたちを! ~親の心を耕し伝えよう~」というテーマで、元長野市教育長の奥村秀雄先生を講師にお招きし、「ありがとうの意味するもの」という演題で御講演をいただき、大変有意義な会にすることができた。合唱部:県代表として中部日本大会出場、岡山で行われた「全国大会」にも出場。剣道部:女子団体が北信越大会、全国大会出場。文科系・運動系ともに部活動が目覚ましい活躍をした。教育環境面での整備では、職員室におけるネットワークが充実し、様々な情報が供給できるようになった。また、各研究室や準備室に校内電話が新設され、電話回線も2回線から3回線へと拡張された。

【平成11年度】

15代校長 窪田雅武先生就任。平成14年度からの新教育課程の完全実施に向けて、本年度は「総合的な学習の時間」に本格的に取り組む。「ふるさとを知り、活動することを通して、ふるさとに生きる自己を省り、ふるさとに生かされている自分に気づく」という学校テーマのもと、各学年テーマを設定し、積極的に地域を訪れたり、地域の方に外部講師として来校していただいたりと体験的な学習を中心に取り組み大きな成果を挙げることができた。全校研究では、本年度「長野市指定の生徒指導研究指定発表校」として、全校体制で取り組んだ。「生徒自らが生活を自主的・実践的に向上させるための指導はどうあったらよいか」というテーマのもと、道徳の授業を提供し研究を深めた。また分科会では「学級づくり」「日常生活の直面する生徒指導」の二分科会で活発な意見が交換され、まとめとして、前長野市教育長である滝澤忠男先生からご講演をいただき、大変有意義な発表会となった。男子バスケットボール部:北信越大会出場。女子バスケットボール部:北信越大会出場、新人戦県大会優勝。吹奏楽部:東海大会出場。教育環境面では、コンピューター学習の充実のため、本年度生徒用コンピューター40台が新設された。

【平成12年度】

「かがやきタイム」はじまる

平成14年度からの新教育課程完全実施に向けて、全職員で具体的な取り組みについて協議した。その中で総合的な学習の時間については、昨年度までの成果を引き継ぎながら「かがやきタイム」として取り組んだ。生きる力をつけることを目標に、1年生は「発見」2年生は「共同」3年生は「共生」のテーマのもと、地域の方にお願いして文化財や伝統芸能などにふれたり、地域の事業所、保育園特別養護老人ホーム、病院等の施設へ出かけ、職業体験や奉仕活動を行ったりして大きな成果を収めた。授業研究では、昨年度に引き続き、元長野市教育長である滝澤忠男先生を指導者に迎え「全教育活動を通して、生徒一人ひとりが、将来に生きる『生き方・在り方』を問い続けられる指導はどうあったらよいか」の全校テーマのもと、研究が深まった。男子バレーボール部:全国大会ベスト8。女子バスケットボール部:県大会優勝、北信越大会出場。水泳部:2種目で北信越大会出場。吹奏楽部:アンサンブルコンテストのパーカッション五重奏で東海大会出場。教育環境面では、200番校舎の耐震補強工事、普通教室の床の張替え、壁と天井の塗装などが行なわれた。

【平成13年度】

学校完全週五日制に

学校完全週五日制と新学習指導要領完全実施の初年度であり、本校でもいくつかの新しい取り組みが行われた。多様な教科の履修時数に対応するため、年間35週を10週、10週、15週の3つに分け、年間3種類の時間割を組んだ。選択教科の授業は前年より更に増え、特に3年生では自分の興味関心を高めるため長時間の授業「100分選択」を取り入れた。総合的な学習の時間も前年に引き続き充実し、「かがやきデイ」として10月に2日間地域へ出て職業体験や奉仕活動、体験学習などをおこなった。2月には、学校開放日に学習成果の発表が行われた。また、本年度初めて絶対評価が導入されたため、各教科では学年の単元ごとに細かい評価の規準を作成して対応した。更に、学校評議委員制が新たに導入された。本校も地域で本校に関係が深い4名の方に学校評議員をお願いし、各種行事や授業参観などの際、学校の様子を見ていただき、学校に対する貴重なご意見をうかがうことができた。学校を地域に開かれたものにするため、本年度より年間16号を数える学校だよりを、本校通学区の地域へ回覧し見ていただくようにした。男子バスケットボール部:北信越大会出場。剣道部:女子団体で北信越大会3位。すべての運動部が北信大会に進出、多くの部が県大会でも好成績を収めた。また、吹奏楽部、合唱部も県大会で優秀な成績を収めた。プールフェンスの全面取替え工事をはじめ、施設面も充実した。

【平成14年度】

16代校長 久保田 博先生就任。学校完全週五日制と新学習指導要領完全実施2年目であり、昨年に引き続きいくつかの取り組みを改善して継続実施された。教科の履修時数に対応するため、本年度も年間35週を10週、10週、15週の3期に分け、年間3種類の時間割を組み、前年までのスライド制から、固定時間割に変えた。保健体育、音楽技術家庭科などは行事や施設の状況にあわせた時数を組むことができた。総合的な学習の時間も前年に引き続き、「かがやきデイ」として10月に2日間地域へ出て職業体験や奉仕活動体験学習などをおこなった。2月には、学校開放日に学習成果の発表が行なわれた。H1516年度の2ヶ年にわたり文部科学省による放課後学習チューター研究の指定を受け、大学生をチューターとして週に1回受け入れ 生徒の学習相談を行なった。基礎的な学力の充実のため、希望している生徒を中心に、放課後の学習相談の充実がはかられた。部活動では本年も多くの部が活躍した。特に合唱部は、九州で行なわれた全国大会で金賞をいただくという素晴らしい成績を収めた。またバスケットボール部は男女で北信越大会出場を果たした。施設面では、パソコン室にクーラーを設置、職員室と各研究室に網戸の設置が行なわれた。またパソコンネットワークのサーバーに成績専用の新しいものを増設した。また校長室の応接セットを新しくした。

【平成15年度】

「かがやきデイ」を実施して4年目を迎えた。それまで全校で1日総合的な学習を行なってきたが、日程の都合で3年生は1、2年生が登山・キャンプの実施日に、1、2年生は3年生が長野市中学校連合音楽会の日におこなった。それぞれの学年で地域をテーマに学習を深めることができた。11月2日に信教全県研究会の会場校となり、「生涯学習社会を共に生きる力の育成」をテーマに、1年生技術科・家庭科、2年生数学科で授業公開を行なった。県下各地から多数の先生方が参観に来られ、大きな成果を収めた。PTAでは役員組織の改正が行なわれた。それまで町別に選出する役員がいないため、資源回収や地区懇談会で、役員がいない地区が出てきてしまうなどの不都合があったため、見直し検討委員会を設置し、アンケートなどをもとに組織を変えた。校外指導部員が半数になり、かわって各地区選出の地区委員が新たにつくられた。同時に、それまで母親委員会と呼んでいたものを、親委員会と改称した。男子バスケットボール部:県大会進出。女子バスケットボール部:北信越大会進出。男女テニス部:県大会進出。剣道部:県大会進出。陸上部:県大会進出、男子200Mで優勝し全国大会に出場。吹奏楽部:長野県吹奏楽コンクール県大会金賞。合唱部:長野県学校合唱大会県大会銀賞。施設面では、300番東階段壁補修工事、300番2階3階ベランダ外壁落下防止工事、西口門扉設置工事等が行なわれ、更なる充実がみられた。

【平成16年度】

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