FMB学園祭 in 戸隠中 紫峰祭
2007
FUNKY MONKEY BABYS

FMB学園祭 in 戸隠中学校 紫峰祭!

 FUNKY MONKEY BABYS(以下FMB)のみなさんが我が戸隠中学校へ来てライブをしてくれました!
 平成19年9月28日(金)の紫峰祭1日目のフリーステージにて盛大に行われました
 以下にその経過と報告をしたいと思います。

※注・関係したページへリンク←このマークのついたところから、関係したところへリンクしていますので、クリックしてみてください!

◇FMB学園祭が来てくれるまでの経過

 今年度(平成19年度)も生徒の投票で第29回紫峰祭のテーマソングを決めたのですが,過半数がFMBのみなさんさんの「ちっぽけな勇気」を選び,決定しました。そこで,生徒会役員がFMBの事をインターネットで調べていると,「FUNKY MONKEY BABYS presents 中高校生応援ライブプロジェクト〜ファンモンがあなたの学校の学園祭に乗り込みます!〜」 という告知を発見!なんと紫峰祭にきてくれるかもしれない企画がある!ということを知りました。FMB学園祭の募集休日だったのですが,締め切りが迫っていたので急遽生徒会担当の先生へ連絡を取り,申し込みをしても良いかどうか聞きました。
 生徒会担当の先生は,「申し込んで当たったとして,学校で許可してもらえなかったら元も子もないので,まず職員で話し合ってみる。君たちは月曜日に生徒会としてのFMB学園祭にあてた作文を書いてきなさい。」と言ってくれました。

 私達戸隠中学校の生徒は戸隠という自然豊かな環境で学んでいます。その反面,田舎の山の中の学校で,なかなか思い切った事ができない(ハジけられない)シャイな生徒が多くて,文化祭をどう盛り上げようか悩んでいました。生徒会の執行部として,日頃から,また,紫峰祭をきっかけとして戸隠中学校を盛り上げていきたい!という思いがありました。その思いは「ちっぽけな勇気」という曲の歌詞とぴったりと合っていました。文化祭を自分達の手だけで作るのも大切ですが,本物のライブを体験することをきっかけとして,これからの戸隠中学校をさらに盛り上げていきたいと考えました。それは私達だけでは絶対にできない貴重な経験になるだろうと思っていました。(その一方で,本物が来てくれても観客の生徒がポカーンとしてしまったり,盛り上がり方がわからずに立ちつくしてしまったり…という事も本気で心配していました。)

 生徒会担当の先生もインターネットなどで調べて,「中学生や高校生をはじめ,若者を応援している」ということや,「テーマソングに選ばれた「ちっぽけな勇気」が※注・生徒会のテーマへリンク生徒会のテーマ※注・紫峰祭テーマへリンク紫峰祭テーマに合っている」「ただ呼ぶだけでなく,本当のライブのお手伝いなどの体験ができるかもしれない」ということで,職員会で許可をとってくれました。また,昼休みに校内放送で「ちっぽけな勇気」を流したところ,先生方にも好評でした。そこで,学校代表メールで申し込みをしてくれました。(ただ,「申し込んでもきっと多数の応募の中から選ばれる可能性は低いだろう」ということも会議では出たようです。)

◇FMBとの交流

 申し込みをしてしばらくすると,※注・ドリーミュージックへリンクドリーミュージック(所属レコード会社)の方から学校へ電話が入り,「本当に中学校が許可してくれたのですか?」と確認があったそうです。(生徒会担当の先生は「もちろん校長も了承しています!」と答えたそうです。)
 な,なんと!戸隠中学校が候補の1つになっている!とのこと。そこで,先生方もあわてて話し合って,校長先生の鶴の一言「せっかく来てもらったのに、ただ1曲だけ歌ってもらうというのでは悪いので,30分くらいは時間を取ろうじゃないか」というありがたいお言葉をもらいました。そして,生徒会としてもFMBのメンバーに「戸隠中学校に来て欲しい!」という全校からのメッセージを伝えるためにビデオメッセージを制作することにしました。「ちっぽけな勇気」にあわせてダンスをしたい!ということもメッセージに込めました。時間の確保と生徒からのメッセージが伝われば…!
 ビデオメッセージを送り,しばらくするとなんと!FMBからのビデオメッセージが送られてきました!
 「君たちの熱いメッセージをうけとりました!長野・戸隠が大好きです!ライブに行くから楽しみに待ってて!(ファンキー加藤さん・DJケミカルさん)」
というビデオメッセージが返ってきました!(お忙しい中本当にありがとうございました)
 こうしてFMB学園祭 in 戸隠中学校 紫峰祭!の開催が実現しました!!!

 FMB学園祭に向けて生徒の気持ちを高めるために,生徒集会でFMBの紹介をしたり,曲を放送で流して聴いてもらったりしました。また,「ちっぽけな勇気」にあわせて振り付けを考えて,紫峰祭ライブと閉祭式で全校でダンスを踊りたい!ということでお昼休みに練習をしました。

◇前日準備

 紫峰祭前日にリハーサルや準備をした後,ライブの準備がありました。ライブをするわけなので,当然学校の音響設備では追いつかず,音響を担当する方が機材を運んできました。それを役員と3年生の有志でできる範囲でのお手伝いをしました。体育館の床を傷つけないようにシートを敷いたり,機材を乗せた車を押したり…。でっかいスピーカーやミキサー・コンソール台(?),FMBのDJ台など普段見たこともないようなすごいモノが(笑)どんどん運ばれてきて,感動しました!テキパキと作業をしている音響スタッフのみなさんの姿にも感動しました。こんなふうにライブを作っていくんだな…ということを体験することができました。(中学生なので夜中までずっとお手伝いを続けるわけにはいかず,途中で帰ったのが残念でした。)
 体験をまだまだ続けたかったのですが時間になり,まだ現実なのか,夢の中なのかわからないまま,家からの迎えが来るのを待っていたら…!
 なんとFMBのメンバーがライブのリハーサルのために到着したのです!もう何がなんだかわからない状態になってしまいました!ケミカルさんやモン吉さんが「よろしくお願いします!」と先生達と握手をしているのを見て,私達も必死でサインをねだって書いてもらいました。(後で考えてみると,東京からこの戸隠まではるばる遠くまで来ていただいて疲れもあったはずなのに私達にやさしく接してくれたのです。)そして,写真を先生にとってもらっていたら,マネージャーさんが「先生も入ってください」といってくれました。FMBのメンバーの優しさ,スタッフの心配りを感じました。(遅くまで残っていた人はラッキーでした。)
ケミカルさんにサインを書いてもらっていますこんなうれしい写真まで撮らせてもらいました筆箱にサインをしてもらったラッキーな人もいました。モン吉さんは「そば食ってきた!」とおっしゃっていました。

 先生がモン吉さんに話を聞いたそうですが,その時すでに戸隠のお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べてきていたそうです。お蕎麦は戸隠の自慢のひとつです。FMBのみなさんが本当に戸隠が気に入ってくれているみたいでうれしかったです。
 先生の話によるとその後も,夜遅くまで入念にリハーサルをしていたそうです。(ありがとうございました!)その時もまったく手を抜くようなことも無く,迫力のあるよどみのない歌声だったそうです。リハーサルを聞けた先生たちがうらやましかったです。
 ライブの始めと後に生徒司会のアナウンスを入れるのですが,音響スタッフの方が「学校のマイクでは音が小さくて聞こえないと思うので」と司会用にマイクを1本用意してくれるという心配りもしていただきました。あとは本番です!

◇いよいよLIVE!!!

 開祭式→意見発表会・英語弁論→総合的な学習の発表と順調に進み,ライブの準備になりました。もう待ちきれないという感じで保護者の方から拍手がおきたりしました。
 そしていよいよLIVEがはじまりました。
はじめは呆然とする男子…徐々に盛り上がり…そして,飛び跳ねる!熱唱です!
 はじめは特に男子がとまどっていましたが,さすが本物!!どんどん曲に引き込まれ,テンションが高まりました。ファンキー加藤さんのライブ教室のようなやさしいレクチャー(?)もあって,最初とまどっていた人たちも楽しむことができました。

女子は最初から暖まってました練習した振り付けもできました!

 女子は最初から盛り上がっていました。モン吉さんは最初から盛り上がっている女子の前で気持ちよく歌っているようでした。写真では小さくて見づらいですが,DJケミカルさんは戸隠忍者村で手に入れたという忍者の衣装と笠をかぶって,汗だくで踊っていました!ケミカルさんの踊りを見ながら,私たちもジャンプジャンプ!!(戸隠は忍者の里としても歴史あるところなんです。本当にお気遣いありがとうございました!)

 そして,「ちっぽけな勇気」では,ファンキー加藤さんが曲の始まる前に言った言葉「ちっぽけな勇気という曲なんだけど,こういうとこでこそ歌ってね,はじめてその曲がね,完成するようなそんな気がするんだ。だから,みんなこの曲を知っている人はいっしょに歌って欲しいし,知らない人もこう一生懸命手を挙げてね,全校生徒100人でしょう?ね,100人とオレたち3人でさ,103人のちっぽけな勇気をみんなで1つにあわせてみましょう!」に会場が感動してさらに熱気はが高まってはじまりました。
 そして,私たちが考えてこの時のために練習した振り付けを多くの生徒のみなさんが踊ってくれました。(この次の日,閉祭式では「ちっぽけな勇気」にあわせて全校生徒がしっかり踊ってくれたんです!※注・2日目の閉祭式へリンク2日目の閉祭式へ私たちの目指していた無我夢中で全校が1つになる紫峰祭が達成できました。FMBライブの熱気のおかげだと感謝しています。)
 ファンキー加藤さんとモン吉さんのハーモニーに胸に響き,とDJケミカルさんの踊りに合わせて会場全体が震えました。
 …そして曲の最後にファンキー加藤さんの「雨に打たれても,風に吹かれても,絶対にあきらめちゃダメだからな!絶対にあきらめないように,きっとね,いつか大きな…,きっといつか大きな,夢がつかめるように,みんなで握りこぶしを!」という言葉とともに,103人の握りこぶしが高らかに挙げられました。とても感動的な場面でした!!

 ライブの曲目は,オープニング用にアレンジされた「GO!GO!ライダー」からはじまり,
恋の片道切符」「Lovin’ Life」,「ちっぽけな勇気」,「ALWAYS」「西日と影法師」の6曲と,
アンコールで「笑顔」の合わせて7曲でした。どの曲も素晴らしかったし,心に残りました。夢のような時間をすごすことができました。
 当初,ライブの熱気についていけるか心配でしたが,何より本物の凄さに圧倒されながらもしっかりと巻き込まれ,そしてライブでの盛り上がり方をファンキー加藤さんにやさしく教えてもらって,全校生徒・保護者のみなさん・先生方・来賓のみなさんの全員が楽しむことができました!
 宝物のような時間を下さって本当にありがとうございました!

 ファンモン最高!!

 

◇FMB学園祭 in 戸隠中学校 ディナールーム!

 ライブの後は,FMBのみなさんと戸隠中学校自慢の※注・ディナールームへリンクディナールームで一緒にお昼を食べました!本当は質問タイムとか色々したかったのですが,時間の関係で(泣)一緒に食べるだけで我慢です。でも,それだけでもうれしかったです。
FMB係がスポーツドリンクを出していますみんなと一緒にお昼です!ライブの後には○○○の香りが…

そして,戸隠中学校の昼食といえば…当然!

黙想です!詳しくは※注・黙想へリンクこのページへ!
黙想をFMBの皆さんもしてくれたのは感激です!!

 食事の後も引きも切らない生徒の輪の中で,ライブ後で疲れているにもかかわらず,笑顔でサインなどに応じていただき本当にありがとうございました!

◇FMBのみなさんの残していってくれた想い出

 お昼休みにはサインをもらおうと攻めてくるみんなにライブ後で疲れているにもかかわらず,笑顔ですべてにこたえてくださいました。鞄や手ぬぐい(戸隠中では清掃の時に全員かぶるんです)に書いてもらっている人もいました。生徒会長はファンキー加藤さんの顔を見て「疲れていませんか?大丈夫ですか?」と何回か聞いたそうです。絶対に疲れている顔色だったそうですが,「いや!全然疲れてないよ!!」とめっちゃ笑顔で答えたそうです。本当にいい人達だったという感想は,生徒会長だけでなく,先生方などからも「さわやかな青年でよかった!」という声が聞こえてきました。
 本当に私たちは午後の活動へと移っていきました(運動会です)。モン吉さんとケミカルさんはお蕎麦を食べに行ったそうですが,ファンキー加藤さんは他のスタッフとともに移動なのでしばらく残っていました。先生の話によると,私たちが楽しそうに校庭を走っているのを懐かしそうにずーっと見ていたそうです。そして,スタッフの「おい加藤,行くぞ。」の声がかかるまで名残惜しそうにしてしたそうです。そして,私たちが気付いて「ありがとうございましたー!」と遠くから声をかけると,ファンキー加藤さんは「みんな,また会おうな〜!」といって下さいました。
 1日目の活動が終わって,控え室だった美術室へ行ってみると,こんなすてきなプレゼントが残っていました。

ファンキー加藤さんサイン DJケミカルさんサイン 控え室の黒板全体
モン吉さんサイン

 控え室だった美術室の黒板をウェルカム黒板にしてあったのですが,そこにサインをしていって下さいました。感激でした!!

 そして,すぐに※注・ファンモンブログへリンクブログも更新されて感激しました。そして,詳細な※注・ライブの報告へリンクライブの報告までしてくださいました!
 ライブの前からライブ後まで丁寧にいろいろとしていただき,本当にありがとうございました!!

(以上,平成19年度生徒会役員・生徒会顧問制作)

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