豊野東小学校は、創立129年になります。
豊野の地に、学校の前身が作られたのは、1874年(明治7年)なので、学校教育の歴史は、143年になります。その後、町村制により、小さな村が合併し、豊野町には鳥居村と神郷村ができました。1889年のそのとき、鳥居村に、現在の豊野東小学校のもととなる、鳥居尋常小学校が誕生しました。校舎は、今とは違って、浅野地区にあった、旧浅野学校の校舎を使いました。
本校は、校庭に古墳がある珍しい学校です。
明治34年、学校を現在の場所に建設する際、校庭の中央辺りから古墳が発見されました。この辺りは、「立石が丘」と呼ばれていましたが、それは、古墳の天井石の一部が、そびえ立っていたからです。この古墳は、「立石が丘古墳」と呼ばれ、校庭にレプリカがつくられています。
右写真の「立石が丘」の碑は、この古墳の天井石の一部です。
この辺りからは、7000年ほど前の縄文時代の石器から、平安時代に至るまで、多くの遺物が出土しています。