飲酒運転の根絶

※ 絶対に飲酒運転はしない!許さない!!

まずは、自分の決意を再確認

 教職員の飲酒運転による事故が続いたことがありました。しかも、教職員による飲酒運転を根絶しようと、全職員が決意を新たにした最中でした。同じ教職員として許せません。社会の中には、教職員の人間性に対しての不信感も高まりました。無理もありません。
 私たちは、公務員として飲酒運転を絶対にしないという誓約書を、全員が書いています。ちょっとした油断が…等という、そんな甘い言葉で許されるものではありません。飲酒運転等で免職になったとき、何の罪もない、残された学級の子どもたちをどう支えるのでしょうか。子どもの考え方や人生までも変わってしまうかもしれません。本人ではとりきることのできない責任があります。
 また、免職になってしまった教師の家族は、とても辛い思いをするでしょう。親を信じていた子どもは、どんな状況になるのでしょうか。教職員としてはもちろん、まずは、人としての判断のあり方が問われます。
 本校では、こうした過ちを繰り返さないために、もう一度職員で研修の機会を持つと共に、飲酒運転については、目に見える形での対応を考えました。それが、写真にあるプレートです。豊野東小学校全職員は、自動車のルームミラーに写真のようなメッセージをつけています。もし、見かけたら、応援していただければ幸いです。




☆ 大切なのは、コミュニケーション。

コミュニケーション、そして、気持ちのONとOFF

 教職員による飲酒運転、そして、わいせつ事案。保護者や地域の立場からすれば、こんな人が指導する学校に、安心して子どもを預けることなどできません。学校の信頼を損なう、重大事案と受け止めています。
 しかし、本校の職員は、子どものために力を注ぐことに尽力しています。子どもたちが安心して過ごすことのできる学校、子どもたちが共に学ぶ楽しさを感じることのできる学校を目指しています。頑張っている教職員もたくさんいます。
 犯罪を犯す心理は、常識的な判断を越えるところにあり、研修だけで改善できるとは思えません。教職員間のコミュニケーションが一つのポイントと考えています。コミュニケーションは、職員間のつながりの証であり、心のゆとりの証でもあります。ゆとりを持てるからこそ、子どもに向かうときは、全力で教育モードになれるのです。教育は、気持ちが張り詰めます。だから、気持ちのONとOFFができることも、教職員には必要な能力と考えます。
 学校職員は、まず、お互いのコミュニケーションが大切です。そして、子どもたちとはもちろん、保護者の皆様、地域の皆様とのコミュニケーションが大切です。学校職員に出会ったら、是非、気軽に声をかけてください。