学校教育目標

『天王山の風になろう』

−具体目標−
   <自分を表現できる子ども   >
    <人を大切にできる子      > 
    <元気に体づくりをする子ども > 

 南に天王山を背負い、西に千曲川の清流を聴き、遠くに北アルプスや北信五岳の
峰々を仰ぐ綿内には、先人から受げ継いできた区民の郷土を誇りにし、ふるさとを大切にする心、また子どもたちを綿内の宝物としてこよなく愛し育てようとする心に満ち日々たゆまぬ努力を重ねてきている地域の人々がいる。         
こうした地域の願いをもとに、綿内小学校校歌にも歌われ、綿内の象徴ともいえる“天王山の風”になって、世界に羽ばたげる人間になることを願って「天王山の風になろう」を学校教育目標とした。
 天王山に吹く四季折々の風、いのちの躍動感を運ぶ春の風、たくましく育つエネルギーを運ぶ夏の風、豊かな実りに感謝の心を運ぶ秋の風、じっと寒さに耐える強さを運ぶ冬の風など、天王山に吹く風に親しみ、学びながら育つことで、綿内の郷土を誇りとする心を受げ継いでほしいと願っている。やがて、この綿内で育った一人ひとりの子どもたちからも、それぞれに風が巻き起こり、世界に向げて風をおくりながら、自分の歩みをしてくれることを期待するものである。
 さらに、具体目標として自ら課題をもち意欲的に最後まで粘り強くやりぬく子ども、
相手を思いやり支え含いながらお互いに尊重し合える子とも、健康づくりの目標をもち
努力する子どもの育成をめざしたい。
 まさしく、この具体目標は綿内小学校がめざす「生きる力」の育みとしての目標である。この目標を子どもたちにわかりやすい言葉として表わし、その具現に向けて努力したい。


教育実践の重点


1.基礎的基本的な学力の定着を目指した授業
2.思考力、判断力、表現力を育てる授業展開
3.教師、子ども共々に人権感覚をみがく実践の創造
4.心と体の健康に努めようとする子どもの育成。