私たちの加茂小学校から歩いて約10分くらいのところ、旭山の北のふもとに里島発電所があります。その里島発電所から旭山の方向へ2、3分歩くと、そこに「カタクリの群生地」が広がっています。
カタクリの花は、3月の終わりから4月にかけて、林の木々の根元にいっせいに花が開きます。
そして、木の葉が開く5月中ごろになると、葉が枯れて花のあとには種ができます。
私たち、どんぐり児童会では、その「カタクリ群生地の保護活動」を10年以上も前から行ってきました。
[木道のそうじ] |
[群生地に向かう木道] |
春には看板を立てたり、ごみ拾い・空き缶拾いを行いました。
秋にはカタクリ群生地につながる木道の落ち葉はきをしました。(右の写真)とてもきれいになりました。
「カタクリの群生地」に向かう途中に、道順を示す案内標識の看板もあります。
長野市制100周年記念事業でつくっていただいた看板です。この看板の図案や言葉は児童会の役員で考えたものです。
カタクリの群生地には、右のような立派なベンチも置かれています。カタクリの花が咲くころには、大勢の人たちがこのベンチに座って、見てくれているのだと思います。
カタクリの群生地には、カタクリが踏まれないように通路にロープがはってあります。このロープも昨年度までは児童会の役員ではりにいっていました。
今年は、地域の皆さんにはっていただきました。加茂小学校だけでなく、地域の皆さんにも支えられて、「カタクリの群生地」は守られています。
<カタクリを見に来られる皆さんへ>
私たちが保護活動をしている「カタクリ」。
カタクリの花が開くと、写真のようなたいへん美しい花です。ぜひ、群生地まで足を運んでいただき、ご覧になってください。
私たちにとっても、地域の皆さんにとってもたいへん貴重な群生地ですので、見に来られたときには、カタクリの花を引き抜いたり、踏んづけたり、ごみを散らかしたりしないように、みんなで大切に守っていきましょう。
よろしくお願いします。
加茂小学校どんぐり児童会