ひとりになれた No,127
悲願達成!
ついに夢のカラーコートへ!!
七二会ファイターズ全国大会出場!!!
◇7月16日,17日。東和田の「長野運動公園総合体育館」にて『アップルランドカップ第15回全日本
ドッジボール選手権長野県大会』が開催されました。
七二会ドッジボール倶楽部から,5・6年生主体の「七二会ファイターズ」と,3・4年生主体の「七二会
ボンバーズ」が出場しました。
◇ボンバーズは,公式戦初参加ながら,持てる力を精一杯発揮し,元気一杯のプレーを披露しました。
残念ながら,予選リーグは突破できませんでしたが,これからの活躍がとても楽しみなチームです。
なにより,この大会に参加して,ドッジボールがとても好きになったということが一番の収穫でした。
◇ファイターズは,ついに念願の全国大会出場の権利を手にしました。
ここまで3大会連続準優勝で,悔し涙を流し続けていた子どもたちが,やっとうれし涙を流すことができ
ました。
◇5・6年生の子どもたちは,2年生あるいは3年生の頃から努力を続けてきました。雪の降り積もる校庭
で,または真夏の日差しが照りつける校庭で,毎日毎日休み時間に練習を続けてきました。
また,金曜日,土曜日の体育館練習では,くたくたになりながらもみんなで励まし合い,絆を強めながら
歯を食いしばって辛い練習を乗り越えてきました。
そのような努力があって,子どもたちは遂に全国大会の切符を手にすることができたのです。
◇今大会のファイターズの課題は,「心」でした。
ドッジの基礎的な技術はある程度身に付いている子どもたちに,その力を試合の中でどのように発揮
させるかが私の課題でした。
そのヒントは,「愛知遠征」の時のポチ君の言葉の中にありました。
伝説のチーム『サザン’97』でずっと補欠として大会に出場できなかったポチ君が語ってくれた言葉が
大きな意味を持ったのです。
◇ある方から『心がからだを動かす』という言葉を贈っていただきました。
不安や緊張,重圧の中で日頃の練習の成果は発揮でしません。ポチ君の言葉をヒントに,練習でも
試合でも仲間の目を見合うことを徹底させました。「もっと声を出せ!」と発破をかけてもダメです。
むしろ,仲間と視線を合わせることで勇気が出てきます。笑顔が出てきます。
子どもたちは,本大会の中で,ピンチに陥ったとき,仲間が素晴らしいプレーをしたとき,視線を合わせて
仲間意識を高めていったのです。
互いの笑顔で心がプラス方向に向かっている子どもたちは,3年間あるいは4年間分の蓄えた力をいか
んなく発揮しました。
◇今年のファイターズの特徴は,試合終了時にほとんどの試合で9名以上が内野に残っているということ
が挙げられます。
これは守備力がきわめて高いということではなく,外野から内野に復帰することができるためです。
ファイターズには,持ち味の違うアタッカーが8名います。
それぞれが1番君や8番君の代わりをつとめることができます。
その点が,ファイターズの最大の特徴だと思います。
◇子どもたちは,全国切符を手にしました。夢のようです。
しかし,ここまでの道程で忘れてはならないことは「感謝の心」です。
保護者の皆様には,言葉では言い尽くせないほどの援助をして頂きました。
交流して頂いたチームの皆様には,心のこもった応援をして頂きました。
大会運営をして下さった関係者の方々には,暑い中様々な配慮をして頂きました。
七二会DBCを巣立った中学生の先輩たちからは練習の相手をしていただきました。
多くの方々のおかげであることを忘れてはいけません。
◇8月20日,大阪で夏の全国大会が開催されます。
大会まで後1ヶ月あります。せっかく手に入れた全国切符を無駄にしたくありません。
課題が山積しているファイターズです。もう一度基本に立ち返り,個々の技術力の向上と,
チーム戦術に磨きをかけたいと思います。
そして,長野県の代表として「全国優勝」をめざして力の限りがんばってきます。
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17.7.19