ひとりになれた  No106 17.2.22

春の全国大会東北信予選会報告


□3・4年生主体のボンバーズは,惜しくも予選リーグで敗退でした。
  しかし,6年生2チーム相手に,勝ち点を取れたことが収穫です。大きな可能性を秘めたチームです。
  2年後にどのような結果を残すのか,今から楽しみです。
  知事杯も,のびのびドッジで予選突破を目標にがんばりましょう。

□パワーズは,ベスト4という立派な成績でした。
  例年ならベスト4までが「北信越大会」に進めたのですが,スポンサー撤退などにより,
  大会運営が大きく変わり,2チームしか出場できなくなりました。非常に残念です。

□パワーズは2月のはじめの頃の状態なら,予選リーグの初戦を落とし敗退していたでしょう。
  しかし,大会を迎える1〜2週間で,子どもたちは大きく変容しました。
  大会への明確な目標を持ち,自己変革しようとする子どもたちの姿がたくさん見られました。
  ある子は,登校の足を速め,大会までに私の投げるボールを1000球キャッチすることを
  課題にしました。
  ある子は,毎晩かかさず続けてきた「タオル振り」をさらに一生懸命続けました。
  ある子は,児童会役員選挙に自ら立候補するという新しい自分を切り開きました。
  ある子は,音楽集会で,今までに見られなかった大きな口を開けて歌い出しました。
  翔太・悟・亨彦・裕人は,私に,徹底的に叩きつぶされ,落ちるところまで落ちましたが,
  見事歯を食いしばって,はい上がってきました。
  一人一人の精神的な成長が大きなうねりとなり,チームは1〜2週間で加速度的な成長を
  遂げました。 

□古里戦の死闘,すごかったです。互いに手の内は知り尽くしていますが,
  前半に大量リードされながら,不屈の精神力で見事逆転しました。
  神川戦では,女子が冷静に燃えており,JAやNTTで結果を出せなかった無念を
  試合にぶつけているようでした。
  ING戦は,今まで公式戦で勝ったことのない相手でした。
  夏のアップルランドでも3−6で負けている相手です。
  2セット目をとられ嫌なムードが広がりましたが,この試合も七二会の不屈の精神がわずかに
  勝り,見事な勝利でした。
  北斗戦は,2セット目が最悪でした。3セットマッチの経験不足が露呈してしまいました。
  やはり,県外遠征など豊富な体験の差が2セット目に表れました。
  3位決定戦では,気持ちの切り替えをするのに時間が足りませんでした。

□しかし,子どもたちには大きな拍手を贈りたいと思います。
  半数以上を女子が占めるチーム構成でありながら,よくここまで勝ち上がりました。
  すばらしい子どもたちです。

□全国大会への道は,まだ閉ざされたわけではありません。
  今週末の「知事杯」で優勝すれば,全国です。
  パワーズは,大変なグループに入りました。
  徳間ダイナマイトキッズと松本バージョンアップです。
  東北信予選優勝,中南信予選優勝という,とんでもない組み合わせです。
  しかし,逆に考えれば大きなチャンスです。このグループで勝ち上がれば,かなりの確率で
  全国が見えてきます。
  乾坤一擲,七二会のドッジを思いっきりやり遂げましょう。