夢にはとどかなかったけど・・・・
◇“乾坤一擲”を合い言葉に「知事杯」に臨んだ。
しかし,初戦の徳間戦は,相手の体力,スピード,そして何より全国へ行くんだという気迫が
パワーズをはるかに上回っていた。
第2試合を迎える前に,徳間が2勝したため全国への道は完全に絶たれてしまった。
松本バージョン戦は,消化試合となってしまったが,子どもたちは,ひとりひとりが気持ちの整理を
つけ戦いに臨んだ。
徳間と同レベルにある相手に対して,子どもたちは一歩も引かず,最後の最後まで全力で
戦い通した。
◇勝って0点の試合もあれば,負けて100点の試合もある。
2試合目はまさに後者であった。
◇6年生は事実上これで引退である。
今までドッジにかかわる子どもたちをたくさんお預かりしてきた。
6年生は6代目となる。
これほどぐずで泣き虫で気が弱い子どもたちは初めてだった。
そして,これほど素直でやさしくて努力を惜しまない子どもたちも初めてだった。
◇後輩たちに,そしていつの日か七二会の地を離れ,別の土地の子どもたちに出逢ったら
伝えようと思う。
6代目がいかにドッジボールにかかわったかを。
夢に向かっていかに努力したかを・・・・。
◇6年生の保護者の皆様,1年間ご協力ありがとうございました。
試合に出してあげられない子どもたちがいました。消化試合なのだから2試合目は全員出そうとも
思いました。
しかし,断腸の思いで初戦と同じメンバーで戦いました。私の胸の内を察して下さい。
毎朝練習を続けた6年生