ひとりになれた 17.1.22 No.102                       写真はこちら
                                                                  
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七二会ファイターズ優勝!! 
七二会ちびっこファイターズ 3位!!
そして,応援団が「グッドサポート賞」受賞!! 
 
◇寒い1日でしたが,七二会ドッジボール倶楽部には,いっきに春が訪れたような感じです。
 1月22日(土)南長野運動公園体育館において「第2回あすなろ杯・第1回竹の子カップ」が開催されました。
 6年生は出場することができない5年生以下が主人公の大会です。
 大会の様子を報告します。
 
◇朝7:00,七二会体育館にファイターズのメンバーが集まってきました。まだ寝ぼけ眼の子どもたちが多く,
 挨拶に元気 がなかったので,私に一喝されました。
 体育館をランニングする中で,少しずつ元気が出てきて,いつもの子どもたちの姿に戻りました。
 40分ほど軽めの練習をして試合会場に向かいました。
 
◇1・2・3年生14名は「竹の子カップ」に出場しました。2・3年生が8名しかいないため,私が担任する1年生
 の子どもたちに参加を募ったところ,6名もの希望者がいて,いっきにメンバーが増えました。
 予選リーグは(というより,トーナメント戦も含めてすべての試合)ハラハラドキドキの連続で,胃が痛くなる
 試合ばかりで した。
 「あ〜もうだめかな」と何度思ったことでしょうか。
 しかし,そのたびに子どもたちは,奇跡的な内野復帰を遂げ,逆転勝利の連続でした。
 「結果よりも,ドッジを思いっきり楽しめばよい」と考えていた私の予想を大きくうらぎり,なんと子どもたちは
 予選リーグ1位で決勝トーナメントに進出したのでした。
 決勝トーナメントも元気一杯試合を行いました。
 1回戦を勝ち(ここでもハラハラドキドキ),準決勝ではなんと3対3の同点でサドンデスになりました。白熱の
 試合でしたが,惜しくも敗れ3位決定戦に回ることになりました。
 3位決定戦でも,一進一退の試合展開でしたが,見事勝利をおさめることができました。
 
◇和田監督が「準優勝より3位でよかったです」としみじみ言ってました。
 準優勝は負けて終わるけれど,3位は勝って終わるからだそうです。
 私もそう思います。特に小さな子の場合は,勝って終わることができたことで,必ず明日につながるからです。
 たくさんの体験をし,自信を深めた低学年の子どもたちの明日に大いに期待したいと思います。
 
◇4・5年生は「あすなろ杯」に出場しました。
 今大会におけるチームのテーマは「心をひとつにする」「強気で守って,強気で攻める」でした。
 5年生は,3年間厳しい練習をこなし,さらに休み時間などに寸暇を惜しんで自主練習に取り組む子どもたちで
 すので,そこそこのレベルにあるのは分かっていました。
 4年生も2年生の春休みから練習を始め,今では,6年生アタッカーの高速パスからの剛球を平気でキャッチし
 てしまう信じられない力をもった子どもたちがそろっているので,ファイターズの技術面はある程度のレベルに
 あるとは思っていました。
 しかし,問題は「チーム力」でした。
 わがクラブの特質?として,精神的な弱さが露呈し,何度大事な試合を落としたことでしょうか。

 今回の大会では,全員で目標に向かって「心をひとつにする」ことが重要なテーマでした。
 予選リーグを1位で通過し,トーナメント戦に進みました。どの試合も苦戦の連続でしたが,「強気の守備」が
 窮地を救っていたように思います。
 また,グッドプレイヤー賞を受賞した,石坂千陽さんの体育館中に響き渡った「いくぞ〜!!!」のかけ声が
 象徴するように,全員の心にしみ通る「かけ声」がよく出ていました。

 ファイターズは1戦1戦を全力で戦い抜き,優勝という栄誉を得ることができました。
 優勝してベンチに戻ってきた洋史君が,「(北島選手の)『超〜きもちいい』っていう気持ちが分かった」とさか
 んに言っていました。
 まだ,課題が山積みのファイターズです。優勝におごることなく,高い目標をもって一歩一歩着実に成長して
 いってほしいと思います。おめでとう!
 
◇両チームが好成績をおさめることができたのは,やはり「保護者会」および今回は出場できなかった「6年生」
 の全面的な支援があったからだと思います。
 朝7時までに体育館に送り出すために,お母さん方が何時に起き、どのくらいの準備をしていただいているの
 かを考えると,頭が下がります。会場での昼食場所の確保,送迎等々も,ありがとうございました。
 また,6年生にも後輩たちに対して親身になって世話をしてもらいました。

 そんなみなさんの心がひとつになった「応援」。すばらしかったです。
 小池応援団長(勝手に決めてしまいましたが,いいですよね)を中心に,統制の取れたさわやかな応援が,
 会場の雰囲気を盛り上げていたことは間違いありません。
 「グッドサポート賞」受賞は,私にとって何よりの喜びです。
 それは,七二会ドッジボール倶楽部にかかわるすべての人々の心がひとつになった証であるからです。
 これからも,よろしくお願い致します。
 
◇また,大会を運営して下さった,長野市ドッジボール協会「あすなろ杯実行委員会」の方々や,審判員の
 方々、各チームを代表して裏方に徹して下さった多くの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
 一つの大会を企画・運営する労力は,大変なものです。
 仕事は山のようにあります。
 すべて手弁当でやっていただいているのです。
 子どもたちの健全な成長を願う心優しい方々の善意の結晶が「あすなろ杯」なのです。
 そういった方々への感謝の気持ちも,これからずっと持ち続けてほしいと思います。
 最後になりましたが,竹原ひとみさんと村井郁子さん(ようするに家人です)には,クラブを代表して,早朝から,
 会場準備審判など裏方の仕事を終日して頂きました。ありがとうございました。