【令和7年度 校長挨拶】
1 「自分をつくる」「未来をつくる」〜校長講話より〜
「青春」という言葉あります。二千数百年前からある陰陽五行思想という学問の中で、人生を季節にたとえ、人生の始まりの時期を「春」としました。そして、「春」を表す色として「青色」があてがわれたそうです。そこから、人生において若々しく元気で力あふれる時期を「青春」と呼ぶようになりました。
明治時代の作家、夏目漱石は作品『三四郎』の中で、「考えるには、青春の血が、あまりに暖かすぎる」と記し、若さゆえの燃えたぎる情熱とともに、焦りや葛藤、迷い、イライラや怒りが入り混じる青春時代の心の中を表現しています。
では、何でそんな気持ちが心の中に入り混じるのか。私はこう思います。
夢や希望、目標があることは、頑張れるエネルギー。でも、その理想になかなか近づいていけなかったり、自分が思うように物事が進まなかったりする。その不安定さゆえ、焦りや葛藤、迷い、イライラや怒りが生まれる。
西中生の皆さんは、まさに今、「青春」が始まり、その真っただ中に入っていく時期。不安定さを抱く青春時代を生きる皆さんだからこそ、篠ノ井西中学校は、昨年度から学校教育目標を「自分をつくる 未来をつくる」に変えました。「自分をつくれる」「自分の未来をつくれる」のは、あなた自身の権利です。だから、あなたの権利を奪いたくなくて、今年も職員一同、「大人に『やらさせる』から『自分から取り組む』生徒へ」「西中生の『やりたい』を保障する」学校づくりを進めます。「やりたい」に思いきり取り組んでください。
「やりたい」ことを「やった」その先には、きっと「なりたい自分」が待っています。 本年度も自分自身の心の中に、「なりたい自分像」を抱き、それに向かって歩みを進めていきましょう。
2 「地域を知る」「地域をもっと知る」「地域に生きる」
令和7年度、総合的な学習の時間の内容を全面改訂しました。テーマは、「地域とつながり地域を愛し、地域と共に『元気』になれる総合的な学習の時間」。毎週木曜日午後、1年生は地域探索して「地域を知る」、2年生は地域のひと・もの・ことを深堀りして「地域をもっと知る」、そして3年生は地域にはたらきかけ、「地域に生きる」よさを実感していきます。地域が教室、地域の皆様が先生。地域と共に歩む学校づくりをさらに進めます。
3 西中生が創る 西中に関わるすべての人の思い出となる「開校60周年行事」
令和7年度は開校60周年。9月27日(土)に記念行事を催します。企画・運営の中心になるのは、生徒実行委員会。同窓会や保護者の皆様のご理解ご協力を得ながら、全生徒・保護者・同窓生・地域参加型の一日とします。
4 ホームページをご覧の皆様
日々、本校の学校教育活動に対して、多岐にわたり温かなご支援をいただき感謝申し上げます。本年度も西中生の健やかな育ちを願い、職員一同尽力いたします。 (篠ノ井西中学校長 保科 潔)
「青春」という言葉あります。二千数百年前からある陰陽五行思想という学問の中で、人生を季節にたとえ、人生の始まりの時期を「春」としました。そして、「春」を表す色として「青色」があてがわれたそうです。そこから、人生において若々しく元気で力あふれる時期を「青春」と呼ぶようになりました。
明治時代の作家、夏目漱石は作品『三四郎』の中で、「考えるには、青春の血が、あまりに暖かすぎる」と記し、若さゆえの燃えたぎる情熱とともに、焦りや葛藤、迷い、イライラや怒りが入り混じる青春時代の心の中を表現しています。
では、何でそんな気持ちが心の中に入り混じるのか。私はこう思います。
夢や希望、目標があることは、頑張れるエネルギー。でも、その理想になかなか近づいていけなかったり、自分が思うように物事が進まなかったりする。その不安定さゆえ、焦りや葛藤、迷い、イライラや怒りが生まれる。
西中生の皆さんは、まさに今、「青春」が始まり、その真っただ中に入っていく時期。不安定さを抱く青春時代を生きる皆さんだからこそ、篠ノ井西中学校は、昨年度から学校教育目標を「自分をつくる 未来をつくる」に変えました。「自分をつくれる」「自分の未来をつくれる」のは、あなた自身の権利です。だから、あなたの権利を奪いたくなくて、今年も職員一同、「大人に『やらさせる』から『自分から取り組む』生徒へ」「西中生の『やりたい』を保障する」学校づくりを進めます。「やりたい」に思いきり取り組んでください。
「やりたい」ことを「やった」その先には、きっと「なりたい自分」が待っています。 本年度も自分自身の心の中に、「なりたい自分像」を抱き、それに向かって歩みを進めていきましょう。
2 「地域を知る」「地域をもっと知る」「地域に生きる」
令和7年度、総合的な学習の時間の内容を全面改訂しました。テーマは、「地域とつながり地域を愛し、地域と共に『元気』になれる総合的な学習の時間」。毎週木曜日午後、1年生は地域探索して「地域を知る」、2年生は地域のひと・もの・ことを深堀りして「地域をもっと知る」、そして3年生は地域にはたらきかけ、「地域に生きる」よさを実感していきます。地域が教室、地域の皆様が先生。地域と共に歩む学校づくりをさらに進めます。
3 西中生が創る 西中に関わるすべての人の思い出となる「開校60周年行事」
令和7年度は開校60周年。9月27日(土)に記念行事を催します。企画・運営の中心になるのは、生徒実行委員会。同窓会や保護者の皆様のご理解ご協力を得ながら、全生徒・保護者・同窓生・地域参加型の一日とします。
4 ホームページをご覧の皆様
日々、本校の学校教育活動に対して、多岐にわたり温かなご支援をいただき感謝申し上げます。本年度も西中生の健やかな育ちを願い、職員一同尽力いたします。 (篠ノ井西中学校長 保科 潔)