平成30年度神代桜の集い

毎年、桜の便りが聞かれる頃になると、「そろそろ神代桜も見ごろかなあ。」「今年もたくさん花がついているかなあ。」と気になりだします。その日は、芋井小学校の児童がそろって神代桜のある泉平まで歩いていきます。道中のあちこちには、フキノトウやオオイヌノフグリ、ツクシなど春がいっぱいです。神代桜のある素桜神社に着くといよいよ集いの始まりです。
「神代桜保存会」会長さんから神代桜の由来やどのようにしてこの桜の木を守ってきたかお話をお聞きしています。会長さんのお話から保存会の皆さん・地域の皆さんが神代桜をこよなく愛され、大切にしてきたことが感じられます。芋井の宝・日本の宝である神代桜が、この先もずっと美しい花を咲かせるように大切にしていこうという気持ちを新たにします。

<神代桜メモ>
説明板 神代桜(別名 素桜)
此ノ桜樹 周囲11.3メートル也
上15メートルヨリ3大 主幹ニ別
レ東西約30メートル南北36
メートル余ニ及ブ枝翼ヲ張リ開
花ノ季節ニハ盛観ヲ呈ス
樹種ハ東彼岸(江戸彼岸)ト
云フ樹齢2千年ニ達センカ本
県下他ニ比類ナキ老樹ナリ
        文部省
上の写真は、神代桜の脇にある説明板です。それによると、樹齢は約2000年の東彼岸という種類の桜ということです。冬の間、ウソが花芽を食べてしまうので、消毒をしたり、大きな枝を支える支柱を立てたり、肥料をあげたり、保存会の皆さんを中心に大事に守っている桜です。
次に、4・6年生の児童が、「神代桜」にまつわる神話を基にした劇を発表してくれます。4月になるとすぐに練習をはじめて、休み時間もがんばってくれています。今年度はNHKやTSBなどで神代桜の特集が行われ、その中で、芋井小学校の取り組みや、子どもたちの劇の様子も伝えていただくことができました。

神代桜にまつわるお話を読む

いよいよ神代桜の絵を描きます。「どこから見て描こうかなあ。」「ごつごつした感じをだしたいなあ。」1年生から5年生までみんな思い思いに描きこんでいきます。1年生は、画用紙にクレヨンで思いっきり描いています。高学年になると、この時間だけでは描ききれないので、スケッチを何枚か描いて、あとは学校にて仕上げます。卒業するまでには、1人6枚の神代桜の絵が出来上がります。毎年違った神代桜が並び、いい思い出になることでしょう。
神代桜の前で記念撮影。これまでも、そして、これからもずっと私たちの芋井を見守ってくれるであろう神代桜。私たち、みんなの力でこの芋井の宝を守っていきたいと思います。
神代桜の集い十周年記念誌 「神代桜の集い」は、平成元年の春から始まり、平成11年に10周年を迎えました。それに合わせて、1年生から6年生までが描いた神代桜の絵や作文、保存会長さんのお話などを載せた記念の冊子を作りました。また、ちょうどその年に、保存会の方が、神代桜の芽を接いだ苗木を本校分校、中学校に分けてくださり、それぞれ学校に植樹しました。名付けて「神代子桜」です。3本ともぐんぐん大きくなっています。