リトアニアへの旅

1999年(平成11年)6月16日〜23日 芋井地区の方14名 職員4名 児童5名 計23名で、リトアニア共和国を訪問をしました。その時の様子を紹介します。
第1日目 6/16(水)
5:00芋井発→→12:00成田空港着→→14:05成田空港(ルフトハンザ航空715便)→→18:40フランクフルト着、泊
機内より 初日は、バスで成田空港まで行き、飛行機で11時間。直通便がないのでドイツ・フランクフルトまで行きました。
第2日目 6/17(木)
9:45フランクフルト発(ルフトハンザ航空3320便)→→11:50ヴィリニュス着−ヴィリニュス市内見学−−13:00旧市街−−14:00カテドウロス広場−−15:00スギハラ通 り−−15:30ゲディミナス城→→18:00NOCメンバーとのレセプション ヴィリニュス泊
いよいよリトアニア国内に入りました。フランクフルトから飛行機で2時間。リトアニアの首都ヴィリニュスを見学しました。16世紀に建てられた教会や丘の上のゲディミナス城からのヴィリニュスの風景は、赤煉瓦と緑のコントラストが大変美しい町でした。
夜は、リトアニアオリンピック委員会の方々と夕食会をしました。長野オリンピックで芋井小学校においでになった選手団長と国際部長の2名が出席され、大変和やかに交流ができました。
NOCの方々とのレセプション
第3日目 6/18(金)
9:00ホテル発→→9:30トラカイ城見学→→12:00カウナス着→→14:00カウナス50番学校訪問(交流会) カウナス泊
カウナス50番学校にて この日は、カウナスへ向かう途中、中世の城「トラカイ城」を見学しました。やはりこの城も赤煉瓦でできていましたが、湖の中に浮かぶ美しい城で現在、博物館になっていました。その後、リトアニアの第2の都市カウナスへ行きました。カウナスは歴史のある古い町で、大変落ち着いて美しい町でした。午後は、交流してきたカウナス50番学校を訪問し、温かい交流をすることができました。その日は、卒業式があるにもかかわらず、最後までお見送りしてくださった姿が印象的でした。
第4日目 6/19(土)
9:00ホテル発→→カウナス市街・郊外見学→→9:30旧日本領事館→→10:00市庁舎広場→→10:30自由記念碑→→11:00第9要塞博物館→→13:00カウナス発→→17:00ニダ着           ニダ泊
この日は、カウナスの市内を見学しました。第9要塞博物館は、ナチスの強制収容所で、約8万人のユダヤ人が虐殺された所です。小高い丘の斜面を利用して建てられたこの施設は、太陽の光の届かない地下が大部分で、当時の寒くて湿気の多い過酷な条件を十分感じることができました。約1時間の見学の後は、真夏の日差しが大変暖かく気持ちよかったのを覚えています。 旧日本領事館前で
第5日目 6/20(日)
9:00ホテル発→→ニダ見学9:30砂丘、トーマス・マン博物館 11:00オールドセメタリー→→13:00ニダ発→→14:00パランガ着→→14:30琥珀博物館→→15:30ビルテの丘→→16:30クライペダ着−旧市街見学 クライペダ泊
ニダの家並み 木々の緑と砂丘の砂が独特のコントラストを作り出している町。琥珀がニダの特産 でたくさんの琥珀の加工品が売られていました。漁師の家は、青・赤・白などのきれいな色に塗られ、砂と海の色と合って、とてもきれいな町でした。
第6日目 6/21(月)
8:00ホテル発→→11:00シャウレイ着→→十字架の丘見学      13:30イビンスキス学校訪問(交流会)→→19:00ヴィリニュス着   ヴィリニュス泊
この日は今まで3年間に渡って交流してきたイビンスキス学校を訪問しました。夏休みにもかかわらず、たくさんの先生・生徒のみなさんが出迎えて大歓迎をしてくださいました。シャウレイの市長や町の代表の方もお見えになり、わたしたちの訪問を奇跡と呼び、大変喜んでいました。踊りや歌、学校案内など温かい歓迎を受け、この交流の成功を肌で感じることができました。これからの交流の継続を誓ってお別れしました。 十字架の丘
歓迎の黒パン イビンスキス学校にて
歓迎の踊り
歓迎の踊りを見る
ナローバンド用ダイヤルアップ等
ブロードバンド用光ケーブル等
交流会で歌ってくださった歌を聴く
第7日目 6/22(火)
8:00ヴィリニュス市内見学 夜明けの門・買い物→→11:40ヴィリニュス空港、リトアニアオリンピック委員会との懇談会→→12:40ヴィリニュス発→→14:50フランクフルト着−21:00フランクフルト発(ルフトハンザ航空714便)     機内泊
リトアニアを離れる空港で、オリンピック委員会の方々が待っていてくださいました。わたしたちの訪問を大変喜び、記念の品や長野市長へのメッセージを託されました。両国にとって大変よい交流になったことを団員一同確信しました。フランクフルトの空港で、エンジンの調整から飛行機の出発が約4時間遅れましたが、皆無事に帰ってきました。 ヴィリニュス空港にて
第8日目 6/23(水)
15:10成田空港着−16:00成田空港発→→21:30芋井着
全員けがや病気などのアクシデントもなく、無事に帰国しました。一人一人がたくさんのおみやげを心に持っての芋井への帰宅です。すばらしい訪問ができたことを地区のみなさまに感謝いたします。