メリーちゃんは毎年のように、髪の毛がぬけていました。そこで、６年生の直し隊が中心になってメリーちゃんにウイッグをつける活動をしてきました。アートネチャーとアデランスに、一通ずつ手紙を出して頼んだところ、両方からOKがでました。しかし、片方にお願いしてもう一方を断ってしまうと、せっかく作って下さるというのに悪い気がしたので、アートネイチャーの方には信濃教育会での発表の時のための付け毛を用意してもらい、アデランスの方には、ウイッグを作ってもらう事にしました。

　　　アートネイチャーで付け毛をつけてもらったメリーちゃん
　

　２００１年、１２月１７日、東京の　アデランスの子会社のフォンテーヌに所属している磯辺館（いそべだて）さんがウイッグの仕上げを綿内小学校でしてくれました。その時に磯辺館さんは、「今の子供達は、人の気持ちをあまり考えずに行動をしてしまう。けれど、この綿内小学校の児童は、人の気持ちを受け止めて、自分なりの行動ができますね。この学校に来ると、何となく温かみが感じられます。これからもメリーちゃんと、ポーラちゃんを大事にしていってください。」 と言っておられました。メリーちゃんもポーラちゃんも、綿内小学校の、大事な宝物なので、これからも大切に守っていきたいと思います。