かつて柳原で活躍された方々を『人物誌』としてまとめてみました。旧上水内郡柳原村は昭和二十九年に長野市と合併しました。歴史の幕を閉じることになった柳原村では、村のことを記録として残したいと考え清水保さんを中心に『柳原村史』をつくったのです。その中で、深沢照雄さんが『人物誌』をまとめられ執筆されています.。
現在では、あまり知る人もいなくなっていますが、りっぱな人格の方や、すばらしい仕事をした人が、この柳原にたくさんおられることがわかりました。柳原の宝の一つであるこの人たちのことを小学生にも知ってほしいと願い、深沢さんの文をやさしく書き改めました。ぜひ、一人ひとりの生きてきた姿や考え方を学び、これからの自分に活かしてほしいと思います。
村史を書き改める際に、地元の研究者である中俣の常盤真重先生よりいろいろご指導をいただきました。記してお礼を申し上げます。