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六文銭 幕にあざやか 中俣神社
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中俣地区のみなさんが登校班や夏休みの水泳の集合場所にしている中俣神社は、古くは諏訪社といい、諏訪神社(タケミナカタノミコトをまつる)の系列の神社です。明治9年に中俣神社という今の名前になりました。大正8年に火事で燃えてしまいましたが、大正10年には再び建てられました。
真田の家紋(家のマーク)である六文銭と中俣神社の幕の関係はこんな話があるそうです。中俣神社には、今でも大きな欅(けやき)の木がありますが、昔はもっとたくさん大きな木がありました。天明5年(1785年)に松代真田家が江戸に建物を造るというので、境内の木を寄付したそうです。そのお礼に真田家では享和元年(1801年)中俣神社を建て替える時に木材と六文銭の幕を寄進しました。それで中俣神社には、六文銭の幕があるのです。これからも育成会の清掃を続けて大切に守っていきたい神社ですね。