柳原かるた
謙信の
 おくりし制札
  今も小島に
 今から、四百五十年ほど前、日本は多くの戦国大名が天下統一をめざして、戦いをくりひろげていました。この時代を戦国時代と呼んでいます。信濃の国では、北は越後の国(新潟県)の上杉謙信、西は甲斐の国(山梨県)の武田信玄が、この国を自分のものにしようと争っていました。この二人が五回にわたって善光寺平で戦いました。これを川中島の戦いといいます。
 武田信玄に攻められた信濃の国の大名たちは、上杉謙信に助けを求めました。それを聞いた上杉謙信は信濃の国に兵を出します。神仏を大切にしていた謙信は、各地の寺や神社に、戦いに勝つように願いをかけていきました。その中で、小島の水内坐一元神社にも、戦いに勝つようにと願いをかけ、きまりを記した制札をおくったといわれています。
 しかし、謙信、信玄ともに夢半ばで亡くなり、信長、秀吉、家康の時代になっていきます。
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