ガーデンというのは、ガーデントラクターといって、荷物を運んだり、田畑をたがやしたりするとても便利な機械です。柳原では昭和三十年ごろから使われてきて、農作業がとても楽になったと喜んだものです。
この農道というのは、あぜ道の少し広い程度の道のことろうと思います。きっと昔は学校の前の道も農道だっただろうし、周りの道も農道だったと思います。それまでは、歩いたり自転車、リヤカー(人が引いて荷物を運ぶもの)が通るくらいの道だったのでしょう。今はどの道も舗装されていますね。学校の周りにもたくさんの水田やりんご畑がありますが、ガーデンが通るどころか、朝夕は渋滞になるほど自動車がたくさん通りますね。
このカルタができたのが、今から二十年余り前のことですから、柳原の道路のことだけ考えても、ずいぶん様子が変わってきたことがわかりますね。今は農家も運搬は軽トラック、田畑を耕すには、乗用トラクターを使うようになりました。