柳原かるた
お正月
 終わって楽しい
  どんど焼き
 昔から、お正月はお盆とならんで最も大きな年中行事ですね。
 元旦から七日までは、初もうでからはじまっていろいろな行事が続き、正にお正月気分で楽しく過ごしますが、八日は事始めで、それからはだいたい平常の生活にもどります。
 子どもたちが次に楽しみにしているのは、小正月として、十五日を中心に行われる『どんど焼き』でしょう。このどんど焼きでは、子どもたちが活躍します。各家庭から出される正月の松飾りやしめ飾り、書き初めなどを集めて、決められた場所に運びます。これは、子どもたちの役目になっていますね。それらを竹などに組んで、豊作や健康などを願って燃やします。その火で、もちや団子を木の枝などにつけたもの(『まゆ玉』とか『もめん玉』とよばれる。)を焼いて食べる風習もあります。風邪をひかず、健康になると言われます。これがまた楽しみの一つです。また、どんど焼きには、昔、火が燃えると、「道陸神のおんまらは、一尺八寸めしこぼし、ひろってやってもまたこぼす。」と、はやしたてたそうです。
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