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千曲川 夕やけきれいな 柳原
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柳原の東側をゆったり流れる千曲川。新潟県に入ってからは「信濃川」と名前を替えますが、信濃川をあわせると360kmにもなる日本一長い川です。
柳原小学校の校歌にもある「千曲越後に入るあたり水清らかに野は広く土は豊かに実りあり・・・。」と歌われているように、柳原は、まさに偉大なる千曲川の恵みによって発展してきた肥よくの地です。
しかし、低く平らな柳原は、大昔から幾度となく千曲川の氾濫によって大きな水害を受けてきました。あの大きな川の水かさが増し、洪水となった恐ろしさはどんなだったことでしょう。柳原排水機場や北八幡川排水機場の完成まで、人々はたくさんの苦労を重ねてきました。
今、千曲川の堤防に立つと、広々とした田畑の間を流れる川に夕焼けの空が美しく映えます。渡し船や船橋で川を渡ったという遠い昔から、多くの先人の方々の努力により、今のような住みやすい柳原が作られたのです。