柳原かるた
ぬれて
 一里塚で
  雨やどり
 400年ほど前、徳川2代目将軍秀忠により全国の主な道路に一里塚が作られました。一里塚というのは、一里(約4km)ごとに道路の両側に塚(土盛り)を築きその上に木を植えたのです。遠くからもわかる道しるべになるだけでなく、大きな木陰で殿様の行列や多くの旅人が疲れをいやしたり、雨やどりをしたりして、旅のよりどころになっていました。
 柳原を通る北国街道にも、一里塚がありました。その一つが、村山の千曲川の堤防の東側を下りたところにある一里塚跡です。すぐ横にお稲荷様の森もあり、現在でも当時の雰囲気を感じさせてくれる塚や木が残っています。
 ここには、一つ目小僧に化けたタヌキと猟師のユーモラスで悲しいお話が、柳原夜話の一つとして残っています。一里塚の大きな木の下で雨やどりをしていると、ふと昔にタイムスリップしてしまいそうですね。
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