みなさんは、田んぼ・小川などで、白くほっそりとした鳥をみたことがありませんか。白さぎ(チュウサギ)と言って、田んぼ・湖や沼にすむ鳥です。夏の頃がひなを育てる時期でもあります。
柳原では、六月から七月始めにかけてあちこちの田んぼでは、田植えが盛んになります。水が豊かに張られた田んぼは、白さぎにとっては広い湖のように、悠々と遊べるところに思えるのでしょうか。それで、自然にあちこちからここに集まってくるのですね。
手で苗を植えていた頃は、他の村からも大勢の人が来て、田植えが行われました。田植えは人々にとっては、一年の中でも大仕事なのです。また、大勢の人が集まる交流の時でもあります。大変でもあり楽しい田植えでもあるのです。
白さぎも人間も自然の豊かさを楽しみながら柳原の田んぼに集まったのですね。