柳原かるた
蝉鳴くや
 常盤木茂る
  村山神社
 昔から村山神社には、たくさんの木が茂り、子どもたちが集い、境内で楽しく遊ぶ姿がみられました。そのため、夏の一日をイメージして、このような句が出来たのではないでしょうか。
 村山神社は、戦国時代、千曲川の洪水によって東の方からこのあたりに移されてきたということです。なお、洪水のあるたびに流路が変わり、江戸時代には、須坂市の東村山と流路で決めていた村境の争いも起きました。ときには、寺社奉行を巻き込むほどであったそうです。
 明治時代には、船をつなげた橋による渡しが村山神社の北側に設けられました。そのため神社のまわりには、そば屋、菓子屋、人力車屋などでにぎわいを見せたそうです。しかし、長野電鉄の開通により、その役割は終えました。
 また、周辺にはたくさんの桜の木が植えられています。大事にこれからも残していきたいですね。
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