柳原かるた
寺子屋を
 しのぶ筆塚
  五つ六つ
 寺子屋は明治のはじめまで日本の各地にあり、手習師匠(先生)の自宅で六、七才から十一、十二才に「よみ、かき、そろばん」を教えていました。もちろん、この柳原にも何ヶ所かありました。
 筆塚は、その寺子屋の先生の徳を慕い、お礼のしるしに教え子や父母が建てた石碑です。
 かるたの絵は村山にある深澤喜曽八先生の筆塚でしょう。
 村山の寺子屋は千曲川のすぐ近くにあり、子どもたちが昼休みに水泳に行って時間までに戻らぬので禁止を申し付けたのですが、きかぬものがいて、深澤先生は子どもたちが水遊びをしたらわかるよう、墨で足の裏に印を付けたという話が残っています。
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